絶えることのない豊かな清流と多様な生態系を守り続けていくことは、21世紀の河川管理の最重要テーマの一つです。あらゆる生物がすみやすい、より自然に近い川づくりを図り、河川固有の自然環境情報の系統的収集から水生生物調査まで、地域と一体となった取り組みが求められています。



詩情豊かな河川景観や潤いといやしの水辺環境を大切にはぐくみ、その恩恵を次代に継承していく為に保全・整備にさらに力を注ぎます。

近年、子供たちの健全な成長に自然体験や遊びの重要性が叫ばれ、もっとも身近で魅力ある自然空間として河川に大きな期待が寄せられています。そこで、水辺の楽校(がっこう)や自然河岸の再生などの整備を自治体、住民、学識者などと連携しながら推進します。


広い河原が続く河川は、地震などの災害時には格好の非難場所となり、また緊急輸送路にもなり得ます。そうした面を考慮したふだんからの管理が重要となってきています。

貴重な水と緑のオープンスペースを誰にでも気軽にご利用いただけるよう、河川敷の整備・充実や流水プールなどで親水性を高める一方、地域の催しの場などへの積極的な活用を図ります。


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