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川に親しみ、川で楽しむ機会を増やし、
大野川をもっと身近な川へ―
河川とのふれあいや体験学習スペースの整備 |
大野川では、国や県、市、地域住民、学識経験者と連携・調整を図り、子供たちの成長に大切な役割を果たす自然体験の場、たとえば水辺の楽校やウォーキングロードなどを、可能なものから順に整備していきます。整備にあたっては、地域のニーズや親水活動と地域の関わりなどを把握した上で、「水と緑のネットワーク」を構築していきます。
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かけがえのない自然・生命そして清流を大切に守ります。
豊かな自然環境の保全と共生 |
■多様な生態系を守るために
河川環境を保全し、共生していくため、河川環境に関する情報を系統的に収集整理しながら、さまざまな生物にとって棲みやすい、自然に近い川づくりをめざします。また、今後河川敷内の整備にあたっては、さまざまな生物の生息環境の保全・復元に努め、さらに在来種の保護にも注意をはらって、調査や観察を行うなど、積極的な自然環境保全に取り組みます。

■豊かな清流を守るために
流域で組織する「大分川・大野川水質汚濁防止連絡協議会」等との連携や、流域の小中学生にも参加してもらい実施している「水生生物調査」も継続して行い、共に清流を守る意識を高めていきます。

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■水辺の楽校   
子供たちが、安全に自然体験を楽しめる水辺の整備を、大野川鍛冶屋地区と乙津川森町地区で進めています。
※これは「水辺の楽校」の一般的な整備のイメージ図です。 |
■ウォーキングロード 
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※写真は大淀川(宮崎市)の
サイクリングロードです。 |
川をより身近に感じ、やすらぎやうるおいを体感できるウォーキングロードの整備を大野川の下戸次地先などで行います。
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■浄化事業でよみがえった乙津川
昭和37年、治水対策のために造られた分流堰(溢流堤)の完成により、乙津川は大野川と分断されました。その後、高度経済成長期のおり、工場排水による水質汚染などで、BOD50ppmという深刻な水質汚染に見舞われました。
そこで分流堰に穴を開け、大野川の水を最大で4m3/秒を導水する浄化事業に昭和51年に着手し、昭和62年に完成。現在ではBOD2ppm前後の水質が保たれています。 |
自然の力を活かして、川らしい川へ
多自然型川づくり |
治水上の安全性を確保しながら、生物の多様な生息・生育環境に配慮した水辺や瀬・淵など、良好な自然環境を取り戻し、川のダイナミズムを再現可能となるような多自然型川づくりをおこないます。

●そこで

●そこで

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もっとうるおいと安らぎの空間へ
桜づつみ |
堤防の強化や土砂の備蓄など、水防活動に必要な機能の整備を図った上で、堤防上に桜の木などを植えることで、安らぎのある水辺空間の整備を行っています。
■それぞれの事業はここで行われています。
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