遠賀川河川事務所トップページ > 遠賀川河口堰> 遠賀川河口堰のはたらき
このような目的で遠賀川の川の流れを調節しています。

水を治めるとかいて治水といいます。
大雨が降って洪水となったときでも、私たちの生命や財産を守ることです。大雨が降ったら、遠賀川河口堰では、ゲート(水門)を開けて、洪水を安全に海に流します。

川の水を使用することを利水といいます。
遠賀川河口堰では、ゲート(水門)を閉めて川の流れを堰き止め、取水場から水を汲み取っています。
その水は、北九州市や周辺に住む住む皆さんの家庭の水道水や、農業用水、その他工場などにたくさん使われています。

海の水は、1日に2回起きる潮の満ち引きにより、川を上流へとさかのぼってきます。
この海の水と川の水が混ざってしまうと、農業用水として田んぼなどで使うことができません。
そこで、遠賀川河口堰では、海の水が遠賀川河口堰よりも上流にのぼって行かないよう、ゲート(水門)を閉じます。
だから川の真水を使うことができるのです。
こんなしくみで遠賀川の川の流れを調節しています。

大きいなぁ!遠賀川河口堰。
ここで堰き止められ、貯められた遠賀川の水が飲み水などに使われています。
