職員の声

九州地方整備局
宮崎河川国道事務所 防災課 防災情報係 ※平成31年度(令和元年度)当時

定村技官

仕事のやりがいや、それを感じる時とは?

入省1年目なので仕事に慣れ、覚えることで必死です。
しかし、台風や地震が起きた際、電気通信設備の点検を行ったり、防災室で対応しているときは、自分も電気通信職員の一員なんだと実感し、災害対応に携われていることにやりがいを感じました。

 

「防災通信訓練」を通じて、災害が起きた際の情報通信の大切さを再認識しました。

災害が発生した際、スムーズに電気通信設備の設営ができるよう「防災通信訓練」を実施しました。
実際に衛星通信車や情報収集車を繰り出し、衛星を介して他地点と通信しました。初めて衛星通信車を設営したのですが、スムーズに設営操作ができ、他地点の映像を受信したときは感動しました。

国土交通省では、災害が起きたときの通信手段の確保は、電気通信職員が真っ先に行います。災害がないことが1番ですが、もし起きたときは対応ができるよう日々勉強をしています。

 

入省を考える後輩たちへ

大学専攻は電子系だったので、入省するにあたって電気通信を理解できるかとても不安でした。しかし、わからない都度上司や先輩が丁寧に教えてくださるので、今では安心して業務に励んでいます。
ぜひ電気通信職員の一員になりませんか?皆さまと一緒に働ける日を楽しみにしています!

 

展開中の衛星通信車


 

初めて衛星通信車を操作


 

キャリアの流れ(抜粋)

平成30年 入省。宮崎河川国道事務所 防災課に所属。

 

プロフィールの写真は事務所の鉄塔に上ったときのです! 



 

 

九州地方整備局
企画部情報通信技術課 ※平成31年度(令和元年度)当時

秀島技官

仕事のやりがいや、それを感じる時とは?

九州地方整備局では、自分が関わったものが沢山の人に影響を与えます。

そのため、「人のためになるもの」をつくる必要があり、作り上げたものが数十年と残ります。自分の思いや知識を入れ込み、ものが出来上がり、利用されているのを見るのは感慨深いものがあります。

 

ダムコン※が実際に動いているのを見て・・・

平成18年7月、川内川の鶴田ダムでは「ただし書き操作(異常洪水時防災操作)」を行うほどの記録的な豪雨に見舞われ、流域においては甚大な被害が発生しました。

そのため、同規模の豪雨でも洪水被害を軽減することを目的に、「能力向上」と「運用の見直し」を二本立てとした「鶴田ダム再開発事業」(H19~29) が発足しました。
その中で自分が関わった「ダムコン」を作る際には、「新規の操作ルール」「追加ゲートの機能」「操作に必要な雨やゲートの放流量の計算、処理方法」など様々な要素を理解したうえで製作しました。
平成28年に新操作規則に基づいた運用が始まり、新ダムコンが設計通りに動いているのを見た時は、達成感と同時に感動を覚えました。

※【ダムコン】ダム管理用制御処理設備
ダムの放流設備(ゲート)を操作規則(ルール)等に基づき確実かつ容易に操作するため、ダムの流水管理(放流量等)に関わる演算処理や放流設備(ゲート)の操作並びに操作の支援を行うための設備

 

入省を考える後輩たちへ

地域の方々に大きな影響を与えるモノ造りに携われます。そこに自分の知識や技術を注ぐことができ、目に見える形で市や町の一部となって、長い間残ります。

そのためには、多くの方の協力や努力が必要です。
あなたも一緒にこの輪の中に入りませんか?九州地方整備局への入省を心よりお待ちしています!

 

新しいダムコン


 

放流のようす


 

キャリアの流れ(抜粋)

平成27年 入省。鶴田ダム管理所 電気通信係に所属。
平成29年 熊本河川国道事務所 防災課に所属。
平成31年 企画部 情報通信技術課に所属。

 

 

九州地方整備局
筑後川河川事務所 防災情報課
防災情報第二係長

山田技官

仕事のやりがいや、それを感じる時とは?

国土交通省の仕事は、よく「地図に残る仕事」と言われます。

私もこれまで、トンネル照明灯やダムをコントロールする設備などの工事に携わってきましたが、地図に残るような大きな施設(トンネルやダムなど)の整備に、自分も貢献できることに、とてもやりがいを感じています。

 

完成の日を楽しみに、自分が携わった施設が、少しでも地域の安全・安心に繋がるよう、電気・情報通信関連設備を整備しています。

平成29年度より、九州地方最大の川を管理する「筑後川河川事務所」へ異動となり、主に川の氾濫を防ぐために設置されている、約2,000もの電気・情報通信関連設備の担当をしています。筑後川では、平成29年九州北部豪雨など、近年増加傾向にある豪雨に備え、「防災・減災」を目的に、監視カメラの整備や、老朽化の進む設備の更新工事など実施しています。

現在担当している工事の一つに、河川内に設置された堰を、遠方から操作する設備(通称「堰コン」)の更新工事があります。この設備は、高潮等の被害から地域を守るために必要不可欠な設備です。

自分が携わった施設が、地域の「安全・安心」に繋がるよう、毎日仕事に向き合っています。

 

入省を考える後輩たちへ

国土交通省は、自分の発想や技術力を現場に反映できる、成果が見えやすい職場です。

物を作ることが好きな方や、自分の力を人の役に立てたいと願う方に最適な環境だと思います。
また、電気、通信そして情報システムと、幅広い分野に精通する情報通信の技術者は、国家公務員の中でも、唯一の存在であり、貴重な存在だと思います。

 

キャリアの流れ(抜粋)

平成15年 入省。鹿児島国道事務所 電気通信課に所属。
平成23年 九州地方整備局 企画部 情報通信技術課に所属。
平成24年 筑後川ダム統合管理事務所 松原ダム管理支所に所属。
平成27年 武雄河川事務所 牛津出張所に所属。
平成29年 筑後川河川事務所 防災情報課に所属。

 

 

九州地方整備局
筑後川河川事務所 防災情報課
専門官

福田技官

仕事のやりがいや、それを感じる時とは?

国土交通省が行っている仕事は、皆さんの普段の生活に大きく係わる仕事です。
例えば新たな道が出来る事で、物流・交流が生まれ地域の活性化にも繋がります。

また私たちは、災害等発生した場合は現場に駆け付け、一刻も早く普段の生活に戻れるように災害復旧に努めます。

公共事業に携わる事で皆さんの普段の生活に貢献出来る事又、災害等復旧工事が完成した時は、地域の皆さんから喜ばれ、直接感謝される事もあり大変やりがいを感じます。

 

皆さんが安心して生活出来るよう、安全対策・管理施設・防災対策等の電気通信設備を整備しています。

平成28年度より河川及び道路の整備・維持管理を行う「熊本河川国道事務所」で勤務しています。
主に河川管理・道路管理又防災対策・対応等に必要な電気通信設備の整備や維持管理及び、新しく整備される道路の照明・情報表示板や非常警報設備等の整備を担当しています。

また、平成28年に発生した熊本地震では、河川や国道・県道等の復旧にも携わり、現在も引き続き早期復旧に向け関係各課と連携して仕事を進めています。

一日でも早く皆さんが安全で、安心して普段の生活に戻れるように頑張っています。

 

入省を考える後輩たちへ

国土交通省は、私たち電気通信職以外にも土木・機械・営繕等様々な技術・知識を持った方たちが働く組織です。
仕事を進めるには必ず土木職員等との連携が必要になり、様々な知識が蓄えられる環境でもあり、自分の考えや学んだ事を仕事に取り入れ、実際の物作りが出来ます。

学校で習った事、取得した免許を活かし、地域住民の安全・安心した暮らしを目標に、一緒に仕事をしませんか?

地域住民を守るということは、仕事で住む場所は違うかもしれませんが、おのずと自ら家族や親戚・友人を守る事にも繋がり、誇りを持って仕事が出来ます!

 

キャリアの流れ(抜粋)

平成5年 入省。八代工事事務所 調査第一課に所属。
平成9年 大隅工事事務所 電気通信課に所属。
平成15年 武雄河川事務所 電気通信課に所属。
平成18年 鶴田ダム管理所に所属。
平成20年 筑後川河川事務所 防災情報課に所属。
平成28年 熊本河川国道事務所 防災課に所属。
平成31年 筑後川河川事務所 防災情報課に所属。