地方整備局の防災力強化
九州地方整備局では年2回、風水害対応訓練、地震・津波対応訓練を整備局長以下、全職員、九州全事務所で実施しています。
- 風水害、地震・津波災害の対応訓練研修の企画運営を通じ、整備局職員をはじめとするTEC-FORCE隊員の災害対応能力を向上
- 九州地方整備局管内の防災関係資機材の機能維持・向上、配備計画など
訓練内容
- 職員の参集訓練
- ヘリコプターによる被災状況確認訓練
- 災対機械(ポンプ車、照明車等)の出動訓練
- 被災地と整備局を繋いだTV会議
- 被災地の復旧に関する工事検討
自治体との連携・支援体制の強化
県及び政令市が主催する地域防災訓練に参加し、国交省が所有する災害対策機械等を自治体及び一般参加者の方に直接見て頂き、能力・機能を紹介しています。
- 県、政令市等が開催する防災訓練への参加
- 自治体向け防災セミナー等の開催
主な内容
- 九州地方整備局防災対策室と現地とのTV会議システム等を活用した災害状況調査訓練
- 国道や河川等に設置したCCTVからのリアルタイムの映像を活用した災害状況調査
- 災害対策用ヘリコプターから各機関への映像配信及び通信訓練
- 衛星通信車等、衛星小型画像伝送装置(Ku-SAT)、情報収集車等の災害対策用機器の設営、映像・音声の伝送訓練
- 東日本大震災時の活動等のパネル展示による防災啓蒙活動
災害情報の調査、技術開発
- 災害対応の経験、知見など各地で発生した災害に関する情報をとりまとめた災害情報データベースの構築
- より高度かつ円滑な災害対応を行うため防災情報通信システムや無人化施工機械等の技術開発
被災想定地域と福岡の整備局を結んだTV会議 |
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情報収集車、災害対策本部車等の設営訓練 |
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災及び映像配信訓練
害対策用ヘリコプターからの被災状況調査 |