よくある御質問とその回答

よくある御質問とその回答

全般

宮崎海岸とはどの辺りを指すのですか。

宮崎港と一ツ瀬川の間にある海岸を指します。
一ツ葉海岸、住吉海岸、石崎浜、大炊田海岸等を総称した名称です。

宮崎海岸が侵食されている原因は何ですか。

次の4点が有意な侵食要因です。(順不同)

  • ダム建設により河川からの土砂供給が減少していること
  • 河川砂利採取(現在は行われていない)により河川からの土砂供給が減少したこと
  • 一ツ瀬川導流堤の建設により南向きの沿岸漂砂が遮断されていること
  • 宮崎港南防波堤の建設により回折現象が生じ南向きの沿岸漂砂が増加していること

詳細については、リンク先の34~37ページも御参照ください。

/miyazaki/html/site_files/file/html/kasen/sskondan/images/information/2014040902.pdf

昔の砂浜はどれぐらいの広さだったのですか。

市民アンケート等によれば、波打ち際へたどり着くまでに足の裏をやけどしそうな程広かった、野球が行える程広かった等のお話をいただいています。昭和37年(1962年)の宮崎海岸の空中写真を基にした解析によれば、最大で約350~400mの砂浜があったと推定されています。
詳細については、リンク先の45~53ページも御参照ください。

/miyazaki/html/site_files/file/html/kasen/sskondan/images/documents/shinsyoku/12/1200112.pdf

今の砂浜はどれぐらい侵食されてしまったのですか。

昭和37年(1962年)から平成24年(2012年)までの50年間で、平均で65m、最大で94m侵食されています。なお、侵食とは別に、保安林の植林や護岸の設置によっても、砂浜が狭く見えるようになることに御留意ください。
詳細については、リンク先の45~53ページも御参照ください。

/miyazaki/html/site_files/file/html/kasen/sskondan/images/documents/shinsyoku/12/1200112.pdf

どの程度まで砂浜を回復させるのですか。

平成20年12月の護岸の法肩または砂丘の法肩(浜崖)を基準にして、浜幅50mを確保することを目標としています。

どのように侵食対策を行うのですか。

海岸の北からの流入土砂を増やすために「養浜」を実施します。また、海岸の南への流出土砂を減らすために「突堤」を整備します。これらにより、宮崎海岸の土砂量を回復・維持し、砂浜を回復・維持します。さらに、急激な侵食の危険性がある区域(構造物が整備されていない自然浜の区域)において、浜崖頂部高の低下を防ぐため「埋設護岸」を整備します。また、中長期的には、宮崎海岸北側や河川からの流入土砂の増加に取り組みます。

侵食対策にかかる費用はどの程度ですか。

平成23年度時点の事業評価では、養浜の工事に約84億円、突堤の工事に約26億円、埋設護岸の工事に約22億円、その他調査費、諸経費等に約99億円、合計で約230億円を予定しています(端数処理の関係で合計は一致しません)。

侵食対策にかかる期間はどの程度ですか。

平成20年度から平成39年度までの20年間を予定しています。長い期間をかけて対策を行うのは、海岸の自然現象が複雑であること等から、未来予測の不確実性に特に留意し、工事の効果・影響を確認しながら、必要に応じて修正・改善を加える必要があるためです。

工事は行う季節はいつですか。その期間は立ち入れないのですか。

台風期が明ける概ね10月頃から翌年3月頃にかけて工事を行いますが、緊急の場合等はこれに限らない場合があります。なお、いずれの場合にも、必要最小限で設定した立入禁止区域以外への立ち入りは可能です。

津波への対策はどうなっていますか。

宮崎海岸で行っている事業は侵食対策であり、津波への対策を直接行っているものではありませんが、侵食対策により背後地の砂丘(自然堤防)の高さを確保することで、津波への対策にも資することとなっています。

宮崎海岸や侵食対策について話を聞きたいのですが。

宮崎河川国道事務所の海岸課(調査、計画、設計等に関すること)又は宮崎海岸出張所(現場、工事等に関すること)までお気軽にお問い合わせください。各種会議の資料を閲覧することも可能です。
詳細については、こちらも御参照ください。

養浜

養浜とは何ですか。

“砂浜を養う”ために陸上または海中へ人工的に砂を入れることです。

養浜の量はどの程度を予定しているのですか。

平成23年度時点の事業評価では、約280万m3を予定しています。

養浜を行うための砂はどこから持って来ているのですか。

主に宮崎海岸近隣の工事現場から持って来ています。具体的には、国や県が行っている河川、道路、港湾等の工事現場です。

突堤

突堤とは何ですか。

陸から海に向けて細長く伸びる堤防のことで、海岸線に沿って動く砂を止めることができます。

突堤はどこに何基整備するのですか。

一ツ葉有料道路シーガイアICの東側に300mの突堤を1基、一ツ葉有料道路一ツ葉PAの東側に150mの補助突堤を1基、一ツ葉PAの約1km北の海岸に50mの補助突堤を1基、合計3基を整備する予定です。

突堤の上に立ち入って釣り等をしたいのですが。

突堤は、とても大きな「石(約1トン)」と「コンクリートのブロック(10トンと20トン)」で出来ており、次の危険がありますので、ロープで囲んだ範囲には絶対に立ち入らないでください。

  • 突堤には、こどもや小動物が落ちると出られなくなるほどの隙間があります。
  • 突堤に乗って、石やブロックの隙間に足が挟まれると、身動きがとれなくなります。
  • 身動きがとれないときに波が高くなると、おぼれて死亡することがあります。
  • 石やブロックが動いて、脚、腕、頭を挟まれたり、下敷きになったりすると大けがや死亡につながります。

埋設護岸

埋設護岸とは何ですか。サンドパックとはどのような関係ですか。

自然の堤防である砂丘がくずれないよう、浜崖の根元を波から守る「砂の中に埋まった護岸」です。サンドパックはその埋設護岸を整備するにあたって採用した素材で、丈夫な化学繊維でできた土木用の大型砂袋です。

埋設護岸はどこに何m整備するのですか。

大炊田海岸に約1,600m、動物園東地区に約1,100mです。このうち、大炊田海岸については、平成25年度に暫定天端高T.P.(海抜)4.0mでの整備が完了しています。

サンドパックの大きさや重さはどれぐらいですか。

サンドパックの中に砂が入った状態の1体当たりで、長さは20m、幅は約4.2m、高さは1.5m、重さは150~200トンです。なお、サンドパックの袋自体の重さは、1体当たり約600キログラムです。

サンドパックはどのような素材で作られているのですか。

ポリプロピレンまたはポリエチレンテレフタレートという化学繊維です。ポリプロピレンは、ペットボトルのふた、洗剤等の容器、食品の包装袋等に使われていて、製品には略称で「PP」と表記されています。ポリエチレンテレフタレートは、ペットボトルの本体、衣類等に使われていて、製品には略称で「PET」と表記されています。

サンドパックの耐久年数はどの程度ですか。

砂が混じった波を受け続け、紫外線にさらされ続けた場合は約10年です。ただし、埋設状態を保つことでこれらの外力を防ぐことができますので、実際の耐久年数はさらに延びます。

サンドパックについてもっと詳しく知りたいのですが。

第8回技術分科会(平成25年8月12日開催)、第12回委員会(平成25年9月18日開催)の資料を御参照ください。また、国土技術政策総合研究所のホームページでは、専門的な項目も含め詳細な資料が掲載されていますので、併せて御参照ください。
国土技術政策総合研究所河川研究部海岸研究室:http://www.nilim.go.jp/lab/fcg/index.htm
サンドパック共同研究に関するページ:http://www.sandpack.net/

サンドパックを現場で見学したいのですが。

大炊田海岸の現場は工事期間中を除き自由に立ち入ることができますので、特段の御連絡等は必要ありません。なお、国土交通省職員による説明等を御希望の方は、宮崎河川国道事務所海岸課まで御連絡ください。


【担当課:海岸課】

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