広域道路整備基本計画の紹介

目的

このプランは、広域的な社会交流を支え、地域の連携を促す道路ネットワークづくりを計画的に進めるために、長期的な幹線道路計画網を定めたものです。今後、さらに詳細な道路計画を策定する際のベースとなります。

概要

高規格幹線道路と一体となって広域交通を受けもつ一般国道及び主要な県道などを対象路線としているのが広域道路です。
九州では約16,200kmを広域道路として選定しています。
また、広域道路では役割や機能から、「広域道路(交流促進型)」と「広域道路(地域形成型)」に区分されます。 画像:広域道路整備基本計画

広域道路(交通促進型)

自動車専用道路や交通の円滑化のために交差点の立体化や間隔を1km以上にするなど、本線の交通機能確保のため、特に構造上の強化を図ろうとする道路です。地域集積圏間の連絡道路や都市の環状道路、高速道路や都心部と空港・港湾・新幹線駅などの交通拠点を結ぶ道路など九州で約2,800kmが選定されています。

広域道路(地域形成型)

沿道からのアクセス性にも配慮した道路で、交流促進型に含まれないものです。九州で約約13,400kmが選定されています。

広域道路整備基本計画の対象となる道路と延長

地域高規格道路は自動車専用道路またはそれと同程度の機能を有する質の高い道路と位置づけられており、広域道路整備基本計画で、高い交流機能を発揮する道路として位置づけられた"広域道路(交流促進型)"の中から選定されます。 画像:地域高規格道路