平成29年4月1日に「熊本復興事務所」を設置しました。
九州地方整備局では「平成28年熊本地震からの復旧・復興」を全力で推進しています。

道路事業

事業の概要(国道57号)

◎位置図

 

◎事業概要

  

 国道57号は、平成28年4月の熊本地震による山側の斜面崩壊に加え、その前後の川側に欠壊が生じている状況から2次災害防止のための欠壊防止工事を行い、令和2年8月6日(木)に対策工事が完了し、10月3日(土)に開通しました。

国道57号の被災状況

国道57号の復旧状況

【大分側欠壊部】

【熊本側欠壊部】

【斜面崩壊部】

国道57号の復旧に向けた取り組み

 国道57号の復旧にあたって、大分側及び熊本側の両欠壊部において、地震直後の地形図と最新の地形図を重ねた結果、降雨等により大分側では約1~3m強の浸食が、熊本側では約1m程度の浸食がそれぞれ確認され、斜面崩壊部においても全体的に浸食が進行しており、特に崩壊斜面上部からの水みち部の浸食の進行が確認されました。  このため、学識経験者等による「阿蘇大橋地区復旧技術検討会」を設け、復旧工法の検討を行いながら欠壊防止対策等の復旧工事を進めました。

◎事業経緯