九州地方整備局では、近年の雨の降り方が局地化・集中化・激甚化していることを踏まえた取り組みについて、九州各地へ広く発信し、企業・個人の防災・減災意識の向上を図る活動を行っております。
今回は、「暮らしのなかで防災を考え、災害の記憶を未来に語り継ぎ、頻発する豪雨へ備える」をテーマに2度の「九州北部豪雨」の経験なども踏まえ、地域防災力の強化・維持に向けた取り組みを啓発・推進するものです。
国立研究開発法人土木研究所水災害・リスクマネジメント国際センター(ICHARM)センター長、東京大学名誉教授、日本学術会議会員。社会資本整備審議会河川分科会会長、日本学術会議の防災関連委員会委員長等を兼任。専門は河川工学、水循環の科学、環境心理学。地球観測データ統融合利用のための「データ統合・解析システム(DIAS)」の開発を主導するとともに、河川流域規模から地球規模の水循環の観測や予測研究を進める傍ら、環境評価や行動に関する心理プロセスの研究を基に河川事業に関わる合意形成の実務に貢献。IPCC2007年ノーベル平和賞受賞貢献感謝状(2007)、中国科学院アインシュタイン教授賞(2009)、2010年日本水大賞国際貢献賞(2010)、水文・水資源学会学術賞(2015)等を受賞。
「九州北部豪雨」報告
パネルディスカッション
九州大学名誉教授
小松 利光 氏
丸亀市川西地区自主防災会 会長
岩崎 正朔 氏
朝倉市松末地域コミュニティ協議会 会長
伊藤 睦人 氏
防災士
柳原 志保 氏
飯塚市立鯰田小学校 校長
森山 志織 氏
日田市長
原田 啓介 氏
九州地方整備局 河川部長
竹島 睦