戦略会議委員が九州ルートを現地調査

新しい観光施策として注目を集めるシーニックバイウェイ。道路そのものを観光資源として活用するという新しい視点で、行政、住民、利用者、NPOが一体となり、地域の沿道景観や自然環境の保全・整備に取り組む活動です。

戦略会議委員が九州ルートを現地調査

九州内モデルルート

 日本風景街道戦略会議が、4月に実施した”阿蘇くじゅう・やまなみ“ルートの視察調査に引き続き、同会議ワーキンググループの委員による現地調査を5つのルートで新たに実施。各ルートの地域資源や活動内容の実状を把握し、現地で活動する人たちとの意見交換が行われました。同会議では、これらの現地調査を踏まえ、今年度末を目標に制度設計を行っていく方針です。

視察メモ

仮称)玄界灘風景街道9月8日~12日

福岡では、博多部の路地通りに残る道文化や歴史的景観、天神地区のオープンカフェ等の活動状況、百道地区の永年にわたる松林再生への取り組み等の説明が行われた。唐津「虹の松原」では、美しさに加えて防潮・防風林としての役割に大きな期待が集まった。また「公共事業の学びの材料」として活用していく必要性も強調された。名護屋城跡では、地域資源を物語れる人材の有無が、訪れた人の評価を大きく左右することが認識された。

博多部の町中参道の鳥居

博多部の町中参道の鳥居

虹の松原内の道

虹の松原内の道

ながさきサンセット・オーシャンロード9月9日~11日

平戸・佐世保では、九十九島などの著名な資源以外に、新しく造船などの産業資源を紹介していく意欲が見られた。一方、沿道の景観を壊す建築物に対して、一部落胆の声もあがった。西彼杵半島では、日本風景街道に多くの期待が集まった。 「長崎さるく博’06」では、道を歩き、案内することが地域の人々の誇りや活気を生み、来訪者の満足を増加させることが知られた。

新西海橋

新西海橋

沿道に残る歴史資源

沿道に残る歴史資源

日南海岸きらめきライン9月21日~22日

先駆的に日本風景街道へ取り組んできた宮崎では、沿道修景美化の経緯と現状、道守活動による自主的な取り組みの詳細な説明と視察が行われた。一方、バイパス整備に伴って裏通りとなる観光地の現状についての問題提起もあった。意見交換会では日本風景街道の支援策について積極的で有意義な提案があった。

道路空間が創る景観

道路空間が創る景観

日南での意見交換会

日南での意見交換会

錦江湾あったまる~と9月22日~23日

桜島の「まちの駅」を拠点とした地域づくり活動、指宿の道を使った市民マラソン等での交流人口の拡大と高次医療と温泉保養を活かした地域づくり、南薩の沿道に広がる農園風景を視察。景観維持などについて意見交換を行った。また、過疎地域での空家の活用、体験型民泊修学旅行など、知恵と工夫によるさまざまな取り組みが委員に紹介された。

“とるぱ”からの景観

“とるぱ”からの景観

桜島での意見交換会

桜島での意見交換会

蒲江・北浦大漁海道12月17日~18日

蒲江・北浦ではリアス式海岸の美しい景観、海浜とのどかな浦々、水揚げする漁師と陸で奮闘する女性の活気あふれる漁港風情、塩づくりや豊富な水産物での商品開発を視察。意見交換会では、厳しい道路環境で生きる地域の姿と高速道路に寄せられる期待を実感した。視察の際に立ち寄った臼杵では、城下の街並みを活かした街づくり、竹宵の市民活動などを見学。日本風景街道に取り組む思いなどを聞いた。

蒲江の海岸線

蒲江の海岸線

臼杵城下の街並み

臼杵城下の街並み

新たな調査ルートと参加委員

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