遠賀川河川事務所

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浸水想定区域図の作成方法

浸水想定区域図とは、現在の川やダムの状況で、概ね「150年に1回程度といわれる大雨」が降った場合に、川が氾濫して浸水が想定される区域を示すものです。浸水想定区域図は、遠賀川だけでなく、各々の川でも作られています。

浸水想定区域図は、次のような手順で作られました。

まず、雨の量を想定しました

遠賀川水系の河川整備基本方針上の計画規模である、
150年に1回程度起こる大雨を想定しました。

次に堤防が決壊する条件を設定しました。

大雨によって増えた川の水量が、現在の堤防で安全に流すことのでき る最大の水量に達した時点で、堤防が決壊するものと想定しました。

堤防が決壊する条件を設定(図)

そして氾濫する水の流れや広がり方をシミュレーションしました。

堤防決壊箇所から氾濫する水の流れや広がり方をシミュレーションしました。

氾濫する水の流れや広がり方をシミュレーション(図)

最後に地形を考慮して浸水想定区域図を作成

シミュレーションに反映できない微地形のことを考えて、浸水する範囲や深さを修正し、浸水想定区域図を作成しました。

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