主な電気通信設備(道路管理)

道路情報システム

道路の気象等の情報を収集し、道路の安全・効率的な道路管理を行います。

道路の雨量や風向風速などの気象、路上工事規制などの情報を総合的に収集・処理しているシステムです。

道路管理の高度化を図るとともに、VICS※情報をカーナビやインターネットを通じて提供を行い、道路情報表示装置に情報表示するなどにより、道路利用者に最新かつ正確な情報提供を行っています。

※VICS(Vehicle Information and Communication System)
ドライバーの利便性の向上、渋滞の解消・緩和等を図るため、渋滞情報・交通規制状況等を道路上に設置したビーコンやFM多重放送によりナビゲーションシステム等の車載機へリアルタイムに提供するシステム

 

道路情報板

道路で、路面の状態や交通規制などの情報をお知らせしています

降雨時や路面が凍結した時等、道路を通行している人に注意を呼びかけたり、工事や災害等による通行規制等の情報を提供しています。

 

トンネル非常警報装置

トンネル内の事故発生などを周知するため設置しています。

トンネル内で火災や事故などが発生した場合、トンネル入口に設置された表示板で通行車に周知しています。

 

WEBサイト「道路情報提供システム」

道路の気象情報や工事情報などの道路に関する最新情報をWEBサイトで公開しています

WEBサイト「道路情報提供システム」では、降雨の情報や、降雨や凍結等による通行止め情報、工事による規制情報等をリアルタイムで提供しています。

 

ETC 2.0

料金収受だけでなく、スムーズな運転を支援する情報の提供など、多彩なサービスを展開

ETC 2.0は、道路側のアンテナと車載機(カーナビ)等による路車協調システムです。

従来の料金収受だけでなく、安全運転支援、渋滞回避支援、災害時支援等カーナビに表示できる情報提供サービスのほか、道路交通情報や走行履歴・経路情報などのビッグデータを活用して、さまざまな新しいサービスが導入される予定です。

 

道路照明設備

使用器具や形状に配慮した効率のよい灯りを整備しています。

省エネルギー・低コストを目的に、高効率なLED照明を道路照明に採用するとともに、照明ポールを直線形状とし基礎を小型化するなど、1灯当たりの整備コストの縮減に配慮しています。また、安全も配慮しつつ設置間隔を見直し、全体の数量を少なくして、コストの更なる圧縮に努めています。

 

トンネル照明設備

トンネル内部のほか入口・出口部も明るくし、屋外との明暗差を解消しています。

長いトンネルでは、トンネルの入口部と出口部を明るくすることで、日中、屋外とトンネル間の明暗の差を減らし、ドライバーの良好な視界を確保しています。また、LED照明の採用により、コストの縮減に配慮しています。