堤防詳細点検

重要水防箇所

筑後川・矢部川の重要水防箇所

「重要水防箇所」とは、洪水時に危険が予想され、重点的に巡視点検が必要な箇所のことです。

洪水時に、水が堤防を越えてあふれ出さないように水防団(消防団)が土のうを積むなどの水防活動を効果的に行えるように、河川の流下能力不足の場所や堤防の断面不足、漏水の履歴がある場所などの箇所を「重要水防箇所」として、毎年3月に取りまとめを行い、地元市町村・水防団等に対し河川毎の重要水防箇所として周知しております。

詳細

筑後川・矢部川情報図について

筑後川・矢部川情報図とは、各河川ごとの重要水防個所(危険をはらむ箇所)の位置等詳細を図面に表すとともに、水防倉庫(土のう積み等の水防活動を行う際に材料等を蓄えておく倉庫)や、各市町村指定の避難場所など、災害発生時に参考となる情報を加えた地図のことです。

詳細

浸水想定区域図とは?

堤防詳細点検とは、雨により川が増水した場合に、堤防が河川水等の浸透に対して必要な安全性を持っているかを確認するための土質調査や数値解析を行うことです。

河川堤防は、長い歴史の中で築造・補修が行われてきました。古い時代に築造された堤防は、築堤材料や構成等が不明瞭で、堤防の強度が不均一である可能性があることから、洪水時の浸透に対して危険性を有しています。このため、堤防詳細点検を行い、堤防の浸透に関する安全性の確認を行っています。 

参考資料

筑後川・矢部川・嘉瀬川の堤防詳細点検について

筑後川河川事務所では、「河川堤防設計指針」(平成14年7月、最終改正:平成19年3月23日)に基づき、筑後川・矢部川・嘉瀬川の堤防の浸透に対する安全性の点検を行っており、3河川に関して「堤防詳細点検結果情報図」にてお知らせいたします。

このページの先頭へ