当地地域は、佐賀町市を含めた低平地であり、過去に幾度となく大きい被害をうけている。
特に昭和55年8月洪水では、洪水と有明海の満潮が重なった事もあって、佐賀江川流域一帯に大きな被害をもたらした。
昭和55年8月被害 | |
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床上浸水 | 1,220戸 |
床下浸水 | 12,767戸 |
被害総額 | 12,817百万円 |
激特事業
昭和55年8月の洪水が契機となり、被害軽減を図るため、激特事業(激甚災害対策特別緊急事業)が採択された。抜本的な対策として、佐賀市街域の水を、いかに早く佐賀江川を通じて流下させるかが検討された。
建設省直轄事業として(64億円)
蒲田津排水機場の設置(排水量30m3/s×2台=60m3/s)
県事業として(90億円)
佐賀江川のショートカット、川底の掘削、八田江川河口部でのポンプ設置(排水量20m3/s)
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