i-Constructionとは

用語解説

i-Constructionに関する用語を取りまとめました。
現在、用語におきましては、定義・統一化について検討している段階であります。
参考資料として活用ください

建設現場
本報告書における建設現場とは、実際に施工を行っている工事現場のみを意味する言葉 ではなく、調査・測量、設計、施工、検査、維持管理・更新の各々の段階(建設生産プロセ ス)の現場を表すものである。
一品受注生産
異なる土地で、顧客の注文に基づき、一品毎生産
現地屋外生産
様々な地理的・地形条件、及び日々変化する気象条件等に対処した生産
労働集約型生産
様々な材料、資機材及び施工方法と専門工事会社を含めた様々な技能を持った多数の作業員による生産
IoT
(Internet of Things)
自動車、家電、ロボット、施設などあらゆるモノがインターネットにつながり、情報のやり取り をすることで、モノのデータ化やそれに基づく自動化等が進展し、新たな付加価値を生み出す。
(出典:平成 27年版総務省情報通信白書)
コンカレント
エンジニアリング
製品やシステムの開発において、設計技術者から製造技術者まですべての部門の人材が 集まり、諸問題を討議しながら協調して同時に作業にあたる生産方式。
開発のある段階が終わってから次の段階に移るのではなく、開発段階の最後の ほうですでに次の段階をオーバーラップしながら開始していく。
(出典:大辞林)
フロントローディング
システム開発や製品製造の分野で、初期の工程において後工程で生じそうな仕様の変更 等を事前に集中的に検討し品質の向上や工期の短縮化を図ること。
CIMにおいては、設計段階での RC構造物の鉄筋干渉のチェックや仮設工法の妥当性検討、 施工手順のチェック等の施工サイドからの検討による手戻りの防止、設計段階や施工段階に おける維持管理サイドから見た視点での検討による仕様の変更等に効果が見込まれる。
(出典:(一財)日本建設情報総合センター HP)
インダストリ 4.0
第四次産業革命を意味し、モノのインターネットや生産の自動化技術を駆使し、工場内外 のモノやサービスと連携することで、今までにない価値や、新しいビジネスモデルの創出を 狙った次世代製造業のコンセプト。
(出典:2015年国立研究開発法人科学技術振興機構ドイツの科学技術情勢)
SWOT分析
組織を、「強み(Strength)」「弱み(Weakness)」「機会(Opportunity)」「脅威(Threat)」の4つの 軸から評価する手法のこと。
ICT
Information and Communication Technologyの略で、情報技術に通信コミュニケーションの重要性を加味した言葉
UAV
Unmanned Aerial Vehicleの略で、人が搭乗していない航空機のこと
LS
Laser Scannerの略で、面的な広範囲の計測が可能な機器のこと
TS
Total Stationの略で、距離と角度を同時に観測できる機器のこと
点群データ
測量機器により計測したデータ
グラウンドデータ
点群データをTINなどでモデル化したもの
TIN
点を直線で繋いで三角形を構築(不等辺三角網)して、面の集合体で地形や設計の表面形状をモデル化したもの
3次元設計データ
設計のスケルトンモデル及びサーフェスモデル、測量のグラウンドデータの全体を示す
スケルトンモデル
設計の縦断線形と横断線形の骨組み
サーフェスモデル
設計の表面形状をTINなどでモデル化したもの