- 「道の駅」の収益を、「酒谷地区むらおこし推進協議会」に還元することにより、地域の自治活動や交流活動雇用創出の拠点として「小さな自治」を形成。
- 小中学生の学びの場、地域住民の交流の場として、郷土料理や伝統文化の継承など地域活性化に資する取組を実施。
- 高齢者の見守り活動も兼ねた弁当宅配・農作物の集荷代行等の住民サービスを実施。
| 駅名 |
酒谷 |
| 所在地 |
宮崎県日南市 |
| 路線 |
国道222号 |
| 種別 |
一体型 |
| 登録年月 |
平成11年8月 |
| 開業年月 |
平成11年8月 |

地域活性化に資する取組
小中学生を対象に、郷土料理・特産品加工の体験学習を実施。
(年4回程度、23人/2校が参加)

コミュニティの場として、生涯・体験学習を実施。
(年15回程度、21人/回が参加)

住民サービスの実施
地域の高齢者への弁当宅配、農作物の集荷代行等について、採算ラインに乗らない少人数でも、地域福祉サービスとして提供。

地域高齢者によるスポーツ大会(昼食支援)(年4回、95人が参加)


【地域の概況及び取組実施の背景】
- 酒谷地区は、高齢化率が約50%という、人口約1000人の過疎集落である。
- 買い物弱者の増加、山間農地が荒廃するなか、農村風景・伝統文化財等を有効活用した、地域の活性化が課題となっている。
- 道の駅を地域総合サービスセンターとして活用し、地域の活性化や、農村風景・伝統文化財の保存を行っている。
【住民サービス向上に資する取組状況】

【取組に関する先駆性又は独創性】
- 「道の駅酒谷」運営者である、「酒谷むらおこし株式会社(総株主27名全員が地区内住民)」と、地域連携組織「酒谷地区むらおこし推進協議会」が、連携して運営体制を構築し、「道の駅」を地域の総合サービスセンターとして活用することにより、集落全体の取組として、小さな自治を形成している。
- 「道の駅酒谷」が、酒谷地区内の「雇用の拡大、所得の向上、地域活性化」に大きく貢献し、小さな村の「自信と誇り」となり、高齢者をはじめとする地区住民が安心していきいきと暮らしている。
道の駅酒谷売上高

《 小さな自治 酒谷村 》

| 取組名称 |
実施内容 |
| 【地域活動】実施年数:17年 |
道の駅収益の一部を「酒谷地区むらおこし推進協議会」等に交付し、様々な地域活動を連携して実施 |
| 【地域活動】実施年数:17年 |
小中学生の学びの場として、郷土料理・特産品加工の体験学習を実施(伝統文化の継承による地域の活性化) |
| 【地域活動】実施年数:17年 |
コミュニティの場としての活用(イベント等地域住民の交流の場や生涯・体験学習等の受入) |
| 【福祉活動】実施年数:2年 |
弁当宅配や集荷サービスの実施(高齢者の見守り活動) |
| 平均実施年数 |
13年3ヶ月 |