梅雨前線の活発な活動による豪雨対応状況 (第12報)

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平成29年7月11日

○ 筑後川水系花月川の緊急復旧工事3箇所のうち、1箇所が完了しました。
○ 九州地方整備局70名、他整備局等126名計196名のTEC-FORCEが現地調査を実施しています。

 

1.九州地方整備局管理施設の情報 (7/11 15:00時点)
【河川関係】
<一般被害>
 ○家屋・橋梁の流出・崩落等
 ・遠賀川水系彦山川 9箇所 ・筑後川水系花月川 3箇所
 ・山国川水系山国川 4箇所
<河川管理施設被害>
 ○堤防・護岸等の崩壊・損傷等
 ・遠賀川水系彦山川 6箇所 ・筑後川水系筑後川 1箇所
 ・筑後川水系花月川 9箇所 ・筑後川水系佐田川 2箇所
 ・山国川水系山国川 4箇所
 ○緊急復旧工事に着手
 ・遠賀川水系彦山川 1箇所(完了)
 ・筑後川水系花月川 3箇所(1箇所完了、2箇所継続中)
 ※河川管理施設被害の詳細は別紙参照

 

2.その他の主な取り組み
【道路関係】
 ○東峰村において国道211号(県管理道路)の道路啓開を実施中
 災害対策基本法に基づく車両撤去を実施(7/6 18:00完了)
 不通区間は、残り約2.5km(うち約2kmについては緊急車両(普通車)は通行可)(7月11日現在)
 ※7月16日(日)までに、開通予定(緊急車両のみ)
【港湾関係】
 ○漂流物の回収(7月11日 15時(速報値))
  周防灘 流木:180本、葦類等:78m3
  有明海 流木:252本、葦類等:195m3
  合 計 流木:432本、葦類等:273m3

 

3.体制
 九州地方整備局災害対策本部は、非常体制 を発令
 ○本部体制履歴
 ・7/5 13:51 注意体制(風水害)
 ・7/5 16:00 警戒体制(風水害)に移行
 ・7/5 16:50 非常体制(風水害)に移行
 ・7/11 11:56 事象に地震を追加


4.リエゾン(7/11 15:30時点)

派 遣 先

派遣人数

活動開始日時

備  考

福岡県

朝倉市

東峰村

添田町

大分県

日田市

中津市

2人

3

2

2人

2人

2人

2人

7/5 17:30~

7/5 16:38~

7/6 10:30~

7/5 19:00~

7/5 21:00~

7/5 16:10~

7/5 17:28~

 

 

 

 

 

 

 

≪リエゾン(災害対策現地情報連絡員)とは≫
地震・水害・土砂災害等の大規模自然災害の発生時に、地方公共団体が設置した災害対策本部へ職員を派遣し、災害情報等の情報収集、災害応急対策の支援を行うもの。

 

5.災害対策機械等派遣状況(7/11 16:00時点)
(1)対策本部車
 ・東峰村 1台
 ・朝倉市 0台
 ・日田市 2台
(2)排水ポンプ車
 ・日田市 1台(筑後川水系小野川)
(3)照明車 ・東峰村 4台(東峰村役場宝珠山庁舎:1台、国道211号:3台)
 ・朝倉市 1台(朝倉市役所)
 ・日田市 9台(筑後川水系花月川:6台・大分県日田土木:3台)
(4)衛星通信車 ・東峰村 1台(東峰村役場宝珠山庁舎)
 ・朝倉市 1台(朝倉市役所)
(5)Ku-SAT
 ・日田市 1台(筑後川水系小野川)


6.TEC-FORCE(7/11 15:30時点)
 ○九州地方整備局:70名 ○他整備局等:126名
  福岡県朝倉市・東峰村・添田町、大分県日田市において、河川、砂防、道路被災状況調査を実施中。引き続き継続する予定。


≪緊急災害対策派遣隊(TEC-FORCE)とは≫
■目的
TEC-FORCEとは、大規模自然災害が発生し、又は発生するおそれがある場合において、被災地方公共団体等が行う、被災状況の迅速な把握、被害の発生及び拡大の防止、被災地の早期復旧その他災害応急対策に関する技術的な支援を円滑かつ迅速に実施することを目的としたものです。
■主な任務
被災地方公共団体等が行う災害応急対策に対する技術的な支援を行います。
1 被災状況の迅速な把握 2 被害の発生及び拡大の防止 3 被災地の早期復旧

 

添付資料

記者発表資料【PDF】

 

問い合せ先

 九州地方整備局 災害対策本部
  企画部企画課 課長補佐 渡辺 祐二 電話:092-414-7301(本部直通)

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