令和元年6月3日
参加者を募集し、小・中学校を中心に99団体、合計3,599人が89地点で調査を実施しました。調査日は5月~11月頃。
水生生物をタモ網等で採集し、白色バット等にあけ、同定・記録します。(別紙1)
調査で捕獲した生物を同定し、次の基準で分類しました。
・きれいな水(I)…カワゲラ類、サワガニ等
・ややきれいな水(II)…コガタシマトビケラ類、ヒラタドロムシ類等
・きたない水(III)…ミズムシ、タニシ類等
・とてもきたない水(IV)…ユスリカ類、アメリカザリガニ等
九州の一級河川89地点のうち86地点で「きれいな水(I)」及び「ややきれいな水(II)」と判定されました。4年連続で水質が改善し、きれいな水を維持しています。(別紙2)
過去10カ年の水質状況と比較すると、『I きれいな水』及び『II ややきれいな水』とを合わせた比率は94~97%で推移しており、水生生物から見た九州の一級河川は良好な水質を維持しています。
※調査結果の詳細については、ホームページ に掲載しております。
(アドレス http://www.qsr.mlit.go.jp/n-kawa/suisei_tyosa/index.html)
九州地方整備局管内では、令和元年度も夏休み期間中の7~8月を中心に、地域の方々の参加を得て、水生生物調査を実施します。本調査への参加等については、お近くの国土交通省の河川事務所までお問い合わせください。(表-1)
身近な環境問題への関心を高める良い機会です。特別な機器を用いないため、子供たちにも分かりやすく誰でも簡単に参加できます。
国土交通省 九州地方整備局 河川部 河川環境課
TEL:092-476-3525(直通)
河川環境課長 長岡 一成 内線3651
建設専門官 片岡 稔温 内線3656
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