令和3年10月22日
○10 月20 日11 時43 分に噴火した阿蘇山について、周辺の降灰状況を把握するため、10 月20 日、21 日に防災ヘリ「はるかぜ号」による上空からの調査、及び阿蘇砂防事務所による地上調査を実施しました。
○調査の結果、火口付近に明瞭な降灰及び火砕流痕跡が認められるものの、土石流危険渓流の流域内には厚く堆積しておらず、降灰によって土石流発生の危険性が高まった状況にはないことが確認されました。
1.防災ヘリコプター「はるかぜ号」による被災状況調査
10月20日 ヘリ調査 九州地方整備局・福岡管区気象台
地上調査 阿蘇砂防事務所(降灰量調査)
10月21日 ヘリ調査 学識経験者(TEC-Doctor)・九州地方整備局・阿蘇砂防事務所
2.土砂災害に関する学識経験者(TEC-Doctor)の所見
・火口付近に火山灰の堆積は認められるものの、流域全体では土砂の流出に大きな影響を与えるような火山灰の堆積は見られなかった。
・降灰の確認された箇所から保全対象までの距離が遠いため、土石流による被害が切迫した状況ではない。
3.阿蘇山の火山情報等については、気象庁HP をご確認ください。
https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/activity_info/503.html
九州地方整備局 河川部 河川計画課長 山上 直人
電話:092-471-6331(代表)
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