■ 川内市街部改修事業とは?
川内川流域の最大都市である薩摩川内市は、昭和40年代の洪水により甚大な被害を被りました。昭和57年度からは「第一次整備」として河道掘削を実施し、 平成5年度からは「第二次整備」として、中郷地区、瀬口地区、天辰T地区にて、薩摩川内市のまちづくり(土地区画整理事業)と一体となり引堤(ひきてい)事業を実施しています。 平成22年度より大小路地区の引堤事業(L=約1,500m)における用地調査を実施。平成23年度から事業に必要な用地取得に着手しており、市の都市計画道路「中郷・五代線」と 一体となった整備を行って、薩摩川内市街部の治水安全度の向上をめざします。 ■ 大小路(おおしょうじ)地区引堤とは?
■ イメージふくらむ大型模型を展示中 薩摩川内市中央公民館の階段踊り場では、川内市街部改修事業の完成イメージ模型を展示中です。まちの姿を大きく変えることになるこの事業は、より安全でより親しみやすい水辺空間を 新たに生む出す機会でもあります。1人でも多くの皆さんに模型を見て頂き、事業への理解を深めて頂くことを願っています。 ■ 一部では工事に着手 川内川河川事務所では、平成20年度より、大小路地区の一部で引堤の工事に着手しています。薩摩川内市街部でも交通量が多い「天大橋」を渡ると、これまで有った堤防に沿って、新しい堤防が 姿を現しつつあるのを間近に見ることができるでしょう。 薩摩川内市街部にお住まいの方々にとって、大小路地区引堤は、とても身近な治水事業の一つなのです。 ■ "せんで川夢見る会"
大小路地区引堤に伴う河川空間整備を話し合う検討会が、平成26年9月に薩摩川内市可愛地区コミュニティセンターで開催され、地域住民の皆さんと川内川河川事務所及び薩摩川内市の担当者が 河川敷の活用について、意見交換を行いました。グループに分かれてワークショップ形式でアイディアを出し合い、新しい水辺空間の姿を具体化していきました。検討会は、「せんで川夢見る会」と命名され、 今後も協議を継続していくことになりました。 河川敷の活用例 ■ 川内市街部改修事業に関するお問い合わせ窓口
〒895−0075 国土交通省 九州地方整備局 川内川河川事務所 調査課(電話) 0996−22−33359 (FAX) 0996−25−0862メールでのお問い合わせはこちらから |
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