洪水被害の軽減

白川の河川整備

洪水被害を防ぐための河川整備は、河川法という法律等に基づいて実施されます。
河川法では、長期にわたる河川整備の目標を定める「河川整備基本方針」と今後20年〜30年間の河川整備の目標や内容を定める「河川整備計画」の策定が定められています。
白川水系では、平成12年「河川整備基本方針」が、平成14年7月に「河川整備計画」がそれぞれ定められ、白川の洪水被害を軽減する施設として立野ダムの建設が位置づけられています。

 

白川水系河川整備計画(変更)(令和2年1月変更)

白川整備計画流量図白川水系河川整備計画は、白川水系河川整備基本方針を基に、今後ね30年間で実施する整備目標を定めたものです。

具体的には、洪水ピーク流量を基準地点「代継橋」地点で2,700 m3/sとし、そのうち流域内の洪水調節施設により300 m3/s調節して、河道の配分流量を2,400 m3/sとします。

 (年超過確率1/60の規模の洪水)

なお、この目標は、気候変動の影響により降水量が増大した場合にも前計画※1の目標規模(年超過確率1/20~1/30)を整備完了時に確保することが可能となる規模となります。 ※1:白川水系河川整備計画(平成14年7月策定)

  • R2計画の詳細はコチラ(熊本河川国道事務所HP)

 

白川水系河川整備計画の策定と変更

 国土交通省九州地方整備局熊本河川国道事務所と熊本県土木部河川課は、白川の中期的な整備内容を定めた『白川水系河川整備計画』を平成14年7月に策定し、河川整備を実施しています。この計画に基づく整備の進捗状況のほか、計画策定以降の河川を取り巻く社会状況の変化、今後の気候変動への適応等を踏まえ、白川の治水安全度の更なる向上を目指し、河川整備計画を令和2年1月に変更しました。

 この計画(変更)に基づき、治水・利水・環境のそれぞれの目標が調和しながら達成されるよう総合的な視点で河川整備を行っています。

  • 変更に至った背景や手続き等の詳細はコチラ(熊本河川国道事務所HP)

白川水系河川整備計画(平成14年7月策定) ※ 前計画

白川整備計画流量図 白川水系河川整備計画は、白川水系河川整備基本方針を基に、今後20~30年で実施する整備目標を定めたものです。具体的には、洪水ピーク流量を基準地点「代継橋」地点で2,300m3/sとし、そのうち流域内の洪水調節施設により300m3/s調節して、河道の配分流量を2,000m3/sとします。

 昭和55年8月、平成2年7月洪水に相当する洪水規模を目標にしています。
 (年超過確率1/20~1/30の規模の洪水)

  • H14計画の詳細はコチラ(熊本河川国道事務所HP)



 

 

白川水系河川整備基本方針(平成12年12月策定)

白川計画高水流量図(基本方針) 白川水系河川整備基本方針は、昭和28年6月洪水等の既往洪水を踏まえ、計画を策定しています。
 具体的には、洪水ピーク流量を基準地点「代継橋」地点で3,400 m3/sとし、そのうち流域内の洪水調節施設により400 m3/sを調節して、河道の配分流量を3,000 m3/sとします。

 昭和28年6月洪水に相当する洪水規模を目標にしています。
 (年超過確率1/150の規模の洪水)
 

  • 本文はコチラ(熊本河川国道事務所HP)
     




   

 

 

ページのトップへ