• 平成20年6月21日~22日の出水では、梅雨前線の活発化に伴う豪雨により、人吉市や球磨村において河川の水位がはん濫危険水位(はん濫の恐れのある水位)を超え、浸水被害が発生しています。
  • 仮に川辺川ダムが完成していたら、今回の出水において、どれぐらいの水位低減効果があったのかを試算しました。
  • 雨量及び水位の速報値を用いてシミュレーションを行ったところ、人吉地点において約40cmの水位低減効果があり、人吉地点の水位は、はん濫危険水位に達しない結果となりました。
  • 今回の豪雨は球磨川の本川流域を中心に降っていますが、さらに川辺川上流域で大きな降雨があった場合は、川辺川ダムによる効果はより大きくなります。