家屋の密集等により水路拡幅が困難な中流部、下流部の浸水解消のため、本排水区の上流域にあたる国、県、市の公共施設等が集中する東町地区(約130ha)の各施設に対し、雨水貯留浸透施設を整備することで、排水区内の各施設管理者と自治会を中心とした市民に流出抑制への協働(スクラム)を促して、地域ぐるみで浸水解消を図るとともに地下浸透を推進して水循環社会の構築を目指すものである。
事業内容として、熊本市所管の9施設に対し、4年間で7箇所の雨水貯留浸透施設(雨水貯留浸透槽、浸透桝、側溝など:浸透量約1052m3/時、貯留量約1770m3)を整備する。
また、東町地区(約130ha)内の国、県、市の各施設(49施設)に対し、管理協定を結び雨水貯留浸透施設の設置を推進する。
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