住民説明会

住民説明会でのご意見

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項目
ご意見
治水 流下能力向上

乙津川の河道内樹木

  • 乙津川で河道内樹木の伐採を計画しているが、以前、5k0付近のヤナギを伐採するよう陳情し、手続きに苦労しながら伐採してもらったが、間引く程度で効果がないようだ。今回はどの程度伐採するのか。

乙津川の河床上昇

  • 乙津川の導水路には洪水のたびに土砂が堆積している。また、越流堤の下部の穴から乙津川に土砂が流入しているようなので、ゲートをつけるなどして対応してほしい。
  • 乙津川は年々土砂が堆積している。河道掘削が必要だ

スポーツ公園等の開発に対する不安

  • スポーツ公園や宮河内団地の開発による大野川・乙津川への影響はないのか。
  • 開発に伴う負の影響と対策を示して欲しい。
  • スポーツ公園や宅地開発にともなう県河川の改修をもっとしてほしい。
  • スポーツ公園や宅地開発による流出形態の変化が心配だ。
  • スポーツ公園や宅地開発にともなう治水対策として、遊水池等整備されているが、建設省としてはどのような対応をしているのか。
  • 水防団の者だが、洪水時乙津川の水門を上流から順番に閉めている。最近はスポーツ公園等の開発により支川水位の上昇が以前と比べて急上昇する傾向にある。何らかの対策を行わないと大きな被害が発生する。

流下能力向上

  • 大野川の計画流量が9500m3/sということだが、これを増やして河道の能力を高めることはできないか。本川の能力を高めないと支川の水もはけない。
  • 高田橋の高水敷駐車場のクルマが洪水時の流下阻害になっている。
  • 乙津川の水が早く海に流れないため、樋門等を閉める時間が長くなり、内水被害が発生している。洪水を早く海に流すようにしてほしい。

利光地​区の改修

  • 直轄管理区間最上流端右岸(利光地区)は改修を長い間陳情してきたが、改修計画に入っていないため、通常の河川整備はおこなわれ、災害を受け、査定されないと改修されないと回答されている。改修計画に入っていないため、今回の整備計画で位置づけられていないのか。
  • 利光地区には洪水で大きなむくの木が流される等、危険な家がある。なにか手当をしてほしい。家が流されたり土手がえぐられないと整備してもらえないのか。
  • 利光地区の対岸には砂利業者のガレキが河川敷に積まれており、洪水のたびに川に流れて堆積している。指導・監督してほしい。
  • 30年前に比べてテトラポットがみえなくなっているので河床が上がっているのではないか。また、右岸の保安林が浸食され30年前に比べて20m程国道側に狭くなっている。
  • 直轄管理区間での砂利採取は全面禁止か。利光地区の砂利採取はやってもらえないのか。
  • 竹中の消防団の者だが、利光側の河床があがっているため、国道を越えて戸次の町へ洪水が流れ込むことが考えられる。

その他

  • パンフレットのP2では大野川本川0k0付近左岸は堤防が完成していないが、今後築堤の計画はあるのか。
  • (直轄管理区間最上流端左岸)古屋地区は昔は避難していなかったが、近年は洪水のたびに避難命令がでる。上流(竹田)の改修の影響もあるのか、出水形態が違ってきている。竹中の排水機場は7〜8年前はほとんど動かすことはなかったが、最近はよく動かすようになった。
  • 掘削計画が今後30年間の事業として上げられているのはおかしい。掘削は建設省の日常的な仕事ではないのか。
内水被害・対策

建設省・県・市が一体となった整備

  • 内水対策箇所に別保校区では鴨園川が入っているが、大部分は流域が違うため効果がない。内水被害のある別保地区になにか対策はあるのか。
  • 高田地区は輪中で平成5年以降内水被害が頻発しているが、整備計画のなかに対策箇所として挙がっていないのはなぜか。
  • 高田地区には内水被害が頻発するので自費で家屋の嵩上げや囲いをしたり、発電機とポンプを自宅に設置している人もいる。地元の人は浸水地帯と知っているが外からのものは浸かるとは知らなかった。建築業者には周りの宅地が低いので高くする必要はないと言われた。
  • 堂園川はなぜ法河川ではないのか。法河川と都市下水路の違いはなにか。
  • 内水対策の優先順位はどうなっているのか。順位の低い地区は無対策なのか。
  • 堂園川に排水ポンプを設置するよう大分市に陳情しているがなかなか設置しくれない。お金のある建設省さんも協力してほしい。
  • (乙津川5k0付近右岸)堂園地区の者だが、内水対策に堂園川が入っていない。被害が頻発している。県や市との管轄が違うかもしれないが、ポンプを設置するなどの対策をしてほしい。
  • 堂園地区への排水ポンプ設置を大分市に積極的に働きかけてほしい。
  • 堂園川は大分市の都市下水路で建設省は手を出せないということだが、河川として位置づけて建設省が整備できないか。

排水ポンプ車の活用

  • 高田地区での排水ポンプ車の利用はできないのか。
  • 高田地区の新興住宅の住民だか内水被害に会い苦労している。建設省として排水ポンプの設置が無理なら排水ポンプ車の活用を大分市に積極的に働きかけて、臨機応変に対応してほしい。また、出水時は水が出るのが早いので早め早めの対応をしてほしい。
  • 北鼻川の内水ポンプアップ時にホースを堤防を越して川に排水していたが、水防団には事前に連絡がなかった。堤防天端を消防車が通行できずに困った。排水箇所、装置の設置箇所を相談してほしい。
  • 排水ポンプ車を活用するということだが、具体的にどの様に活用されているのか。
  • 堂園川には道幅がせまくて配置できないのではないか。実際に設置できるか訓練等をしたらどうか。

その他

  • 乙津川の海原橋下流左岸の三ツ川第二樋管のマスに土砂が堆積している。そのためか排水がうまく行われず、内水被害が起きている。土砂を撤去するか、樋管断面を大きくしてほしい。
  • 台風時の風を利用して風力発電を行い、排水ポンプの動力等に利用できないか。
  • 上流からの水を一気に流すのではなく、ゆっくり流す工夫をすれば下流の内水被害も少なくなるのではないか。
  • 洪水時に古川水門を閉めると戸次で農作物の被害がでるが、ポンプ等の計画はないのか。
  • 戸次地区のものだが、土地の低い家はここ数年毎年浸かっている。整備計画に対策がないということは今後30年間浸かれと言うことか。
  • 高田地区の昔の家は洪水に備えて、高く立てているが、よそから来た人は堤防に守られているので、安心して移り住んで、被害にあっている。
  • 樋門、管を大きくしても、ゲートを閉めれば流れないのではないか。
超過洪水等

樹林帯整備に対して

  • 樹林帯整備の地元説明会があったが、落ち葉や日照等の問題があった。どのような整備をいつごろどのように進めていくのか。
  • 背後地のビニールハウスが影になったり、落ち葉処理の問題がある。15〜20mもの木を植えれば日照権の問題もでてくる。大津留に何らかの整備が必要なのは住民もよく分かっている。
  • 樹林帯整備箇所の住民だが樹林帯には反対だ。現在、堤防近くの木によって日が当たらない。樹林帯ができればよけい日があたらなくなる。また、樹木によって死角ができ、風紀上良くない。現在でも、堤防の付近にシンナー遊びをしている形跡がある。また、庭に立てた鯉のぼり用の柱が台風によって傾いているので、樹木を植えた際に風倒木による被害がでないか心配だ。さらに、今でも虫の発生や鳥による農作物の被害があるので、樹林帯によっても被害がでるのではないか。
  • 台風時にガラスハウスに枝が飛んできてガラスが割れる被害がある。樹林帯によってもそのような被害がでるのではないか。
  • 樹林帯の必要性や効果はわかるが、日照や落ち葉、虫や鳥の害など、生活上の問題がある。樹林帯整備による被害は補償してくれるのか。

他の堤防強化対策

  • 堤防のボーリング調査をしている人が、大津留の堤防の土質は良くないといっていた。破堤の心配があるので、堤防強化は必要である。
  • 堤防は土で出来ているというが、危険な箇所については、鉄骨やダムのような厚いコンクリートで作ってはどうか。
  • 堤防補強の方法は他にないのか。
  • 樹林帯が住民の反対で出来ないとなると、何も整備しないのか。他の方法で強化してくれるのか。

目標流量以上の洪水対策

  • 整備目標流量以上の洪水がきたらどうなるのか。余裕はあるのか。
  • 整備計画目標流量が平成5年洪水対応となっているが、それ以上の洪水がきたらどうするのか。

その他

  • 堤防強化は本川だけのようだが、乙津川についても同様の対策をしてほしい。本川の堤防が破堤しなくても、乙津川の堤防が早く破堤する。昭和18年洪水では水管橋下流約300mの堤防が切れた。
  • 危険箇所から先に整備してほしい。素人が見ても大津留は危険だと感じる。いつごろどのように整備するのか。
  • 今回の住民説明会の参加者を把握しているのか。樹林帯整備箇所の地権者に意見を求めて欲しい。
河床安定化
  • 河床安定化対策は効果があるのか。床止工は河床を固めて問題はないのか。また他に対策はないのか。
利水・環境 生態系保全

ヨシ,アイアシについて

  • 乙津川のJR橋右岸や海原橋付近のヨシやアイアシは流下阻害にはならないのか。良好な自然であるため残してほしい。
環境教育等

その他

  • 舟本橋付近では魚(メダカ等)を放流するなどの運動が必要ではないか。
  • 学校のプールではなく、川で泳ぎたいという要望がある。
施設整備

水辺の楽校

  • 水辺の楽校整備はいつ頃実施されるのか。

白滝橋上流の環境整備

  • 下流の方が防災ステーション等が出来て、上流に比べて環境が整備されているようにみえる。上流の環境整備もお願いしたい。
  • 白滝橋から上流の水管橋までの間を高水敷の整備をすると聞いたが本当か。

その他

  • 河口部で大野川本川右岸は桜づつみ整備等を行ってよくなっているが、左岸は工場地帯で煙突ばかりで散歩やジョギングに適していない。今後整備の予定はあるのか。
  • 高水敷の利用は可能か。
  • 乙津川の三海橋付近で高水敷がとぎれ、ジョギングや散策に不便である。鉄板等を敷いて渡れるようにしてほしい。
維持管理

清掃活動について

  • 乙津川のJR橋から明治水路橋付近で生活排水の流入や多くのゴミがある。定期的に清掃してほしい。
  • 台風が来た場合、上流から流木やゴミが流れてくるが、撤去がむずかしい。これはボランティア団体が処理するのか。
  • 桜づつみ愛護会として月1回清掃活動をしています。当初は釣り人等のゴミが多かったが、最近は清掃活動のため、捨てているゴミの量は昔よりは減ってきている。しかし、普通のゴミなら対応できるが、流木やタイヤや自転車等は後の処理に苦労している。また1ボランティア団体では対応しきれないので、ボランティア活動への支援をお願いしたい。

除草について

  • 除草は人家の近くばかりではなく、人通りの多いところも行って欲しい。
  • (乙津川1〜2k0付近左岸)三川地区で7月に祭りがあるので除草をしてほしい。
  • 除草に多くの費用をかけているようだが、実際どのようにしているのか。(大津留付近では)草丈が1.5mにもなっているところもあるようだが。

その他

  • 堤防の上をバイクが通行してもよいのか。散歩する人とのトラブルがある。
  • (大野川下流右岸・大在地区)ツツジを植えているが、土が減って枯れかけている。客土等はしてもらえないか。
その他 原案パンフレット
等 について
  • 今回の説明会で掘削の必要性がよく分かった。このような説明会をもっとはやく行ってほしかった。今回掘削する乙津川・別保橋左岸は昔、湿地で貴重な植物も生息していたが地元の要望で現在の様に約1.5m盛土して、スポーツ広場になった。このように盛土すれば洪水の流下に支障がでることは技術的に予想できたのではないか。
  • パンフレットで治水と利水・河川環境で「目標と効果」の書き方が違う。治水のように「〜します」という書き方のほうがわかりやすい。治水・河川環境の見出しはぼやけた感じがする。
  • パンフレットは内容が多すぎて、班で回覧しても読まないかもしれない。
  • 今回の説明会について回覧したが、関心がないのか出席者が少ないようだ。時間帯等考えて説明会を開いてほしい。全体のことも大事だか、この地区のことについても説明してほしかった。
  • 30年先の話ではなく、5〜6年先の話をしてほしい。
  • 今回のような説明会等を今後も開催してお互いに良いもの早めに作っていただきたい。
歴史・文化
  • 乙津川の明治水路橋から上流左岸に洲があるが、築堤工事をする前はここに御旅所があった。現在の洲を広場として利用できないか。
  • 桃園地区では郷土史をまとめている。洲の中に昔の御旅所のあとや参勤交代の生け垣のあとがある。そういう所を整備して、立て札等を立てたいと考えている。
その他

矢田ダムについて

  • 矢田ダムが中止になったが、これによって下流が浸かるということはないか。ダムは必要だと思う。
  • 矢田ダムが中止になったが、矢田ダムを前提として作られた越流堤はどうなるのか。

その他

  • 排水性舗装は交通の安全と言う面で効果がある。また雨水を地面に浸透させ、河川への流入を防ぐ効果もあるので良いと思う。
  • 水防団のものだが、既設の電話応答装置を大野川だけとかにして、きめ細やかな情報整備を行ってほしい。
  • 平成11年9月に防災ステーションに避難しようとしたが、門が閉まっていた。
  • 洪水時に防災ステーションまで避難できるのか。洪水時の状況では防災ステーションまで行けない。

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