第5章 大野川の川づくりの進め方

大野川の河川整備をより円滑かつ効果的に推進していくためには、大分県及び大分市はもとより、大野川沿川の地域住民の理解と協力を得ることが必要不可欠です。

 そこで、大野川に関する河川情報等を掲載したポスター、パンフレット、副読本等を作成するとともにインターネットや出前講座等により幅広く情報を提供し、大野川が地域共有の財産であるという認識のもとで河川整備・河川の利活用、並びに河川環境に関する地域の意見・要望を十分に把握します。

 また、川の365日を考える時、環境面の機能維持は、周辺地区住民との連携が欠かせない状況となっており、計画・実施段階から住民を主体とした行政とのネットワークの構築を図ります。 

 今後の川づくりにあたっては、行政と住民、学識経験者等が一体となり下記の「大野川流域懇談会」※等のなかでコミュニケーションを充実させることによって、技術面や予算面で可能なものから順に、人々が川に期待している想いを一つひとつ具体化します。

※大野川流域懇談会

 川づくりには、その川の歴史、文化、社会背景、自然条件を踏まえて、川らしさを発見しながら考えていく必要があり、川でつながれた大野川流域を一つのくくりとして、さまざまな立場の人々の川に対する想いを語りあい、考えていくことが大切です。そこで、流域内の住民団体等との連携交流、さらには流域住民、学識経験者、企業、関係自治体、河川管理者を含めて大野川の川づくりのあり方について意見交換・討論する場として「大野川流域懇談会」を設置します。

 「大野川流域懇談会」では、下記に示すような項目を、流域内で調査・研究し意見交換を行い、今後の河川整備計画の内容に反映させます。

 

大野川流域懇談会の調査・研究テーマ

項  目
内  容
  • 大野川をもっと知る
  • 大野川流域の歴史・自然環境・風土・文化・災害の歴史・漁法等の調査・研究
  • 情報の共有化
  • 大野川はどのような川か
  • 大野川の危険なところは
  • 大野川の環境マップ
  • 災害時の対応
などの
情報の共有化
  • こどもの自然学習の指導
  • 水辺の楽校等の自然学習の場において、これをサポートする
  「川の達人」(ボランティア)の養成
  • 大野川にもっと親しむ
  • 大野川散策マップの作成
  • 川遊びのマナーづくり
  • 行政とのパートナーシップ
  • 地域住民の河川整備計画への参加
  • 住民参加の河川管理の推進


大野川の川づくりの進め方

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