アカハライモリ
Cynops pyrrhogaster / 有尾目イモリ科

特 徴
背が黒く、腹が赤いことで知られる両生類です。
赤い腹は天敵への警告色で、皮フから分泌される液は、フグ毒とよく似た性質を持っています。
田んぼや池、小川といった流れの緩やかな水中に生息し、ミミズや昆虫などをエサとします。
日本では昔から黒焼きやイモリ酒として利用され、江戸時代には惚れ薬として知られていました。これは、繁殖期のイモリのオスが、熱心にメスへアピールする姿が人目を引いたからと言われています。
体長 | オス:80~100㎜ メス:100~130㎜ |
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分布 | 本州〜九州 |
トノサマガエル
Pelophylax nigromaculatus / 無尾目アカガエル科

特 徴
オスの体は黄褐色、メスはオスより大きく白っぽい色をしています。背中の中央に明るい縦じまのあるスマートなカエルで、日本のカエルの代表格として古くから親しまれてきました。
繁殖期には田んぼや湿地の浅いところに、数個体から数十個体のオスが集まり、にぎやかなコーラスが日が沈む頃から朝まで続きます。
最近の都市部やその周辺では数が減ってきています。
体長 | オス:38~81mm メス:63~94mm |
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分布 | 本州〜九州 |