オオカナダモ
Egeria densa / トチカガミ科

特 徴
湖沼や、河川の中〜上流域、水路などに生育する常緑の沈水植物で、川底に大きな群落をつくります。
茎の節ごとに3~6枚の葉を輪になってつけています。
南アメリカが原産の外来植物で、日本には雄株だけが帰化しました。
分布 | 本州~九州 |
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花の時期 | 6~10月 |
花の色 | 白色 |
エノキ
Celtis sinensis var.japonica / ニレ科
特 徴
道道路や寺社の境内、山林などで良く見られる落葉高木です。長さ4~10cmで広卵形から長楕円形の葉が互生(ゴセイ・茎のふしに1枚の葉が互い違いにつくこと)します。葉の先は短く尖り、3分の1より上はギザギザで表面に光沢があります。10月頃には実が赤褐色に熟します。
分布 | 本州~九州 |
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花の時期 | 4~5月 |
花の色 | 淡黄褐色 |
クズ
Pueraria lobata / マメ科
特 徴
山野に多い大きいつる性の多年草で、下〜上流域の堤防や河川敷などに分布しています。
茎の基部は木質になりとてもよく伸びて、褐色の長い毛が密生し、葉は3枚の小さな葉からなる複葉(フクヨウ)で裏面には白毛が生えています。
花は総(ふさ)状につき、根は太く多量のデンプンをたくわえているので「くず粉」がとれます。
分布 | 北海道~九州 |
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花の時期 | 7~9月 |
花の色 | 紅紫色 |
オギ
Miscanthus sacchariflorus / イネ科
特 徴
中流域の河川敷、沼や沢に生える大きい多年草で、茎は高さ1~2.5mになります。
茎は固くて太く、竹のように節があります。
ススキに似た大型の草ですが、ススキのような株立ちにはならず、地下茎から茎を1本ずつ立てて、大きな群落を作ります。
分布 | 北海道~九州 |
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花の時期 | 9~10月 |
花の色 | 銀白色 |