生活排水や栄養をふくんだ土には、植物プランクトンの栄養となる栄養素がたくさんふくまれています。それらがダム湖へ流れこむことで、植物プランクントンが元気になりどんどん増え、水面に緑色ペンキを流したような状態になることがあります。これを「アオコ」といいます。
アオコは、景観が悪くなるばかりでなく、カビ臭の原因ともなるため、緑川ダムでは「流入制御フェンス」と「ばっ気式循環装置」で水質の向上に努めています。

  • 流入制御フェンスのはたらき
  • ばっ気式循環装置のはたらき

流入制御フェンスが無い場合、水面付近に栄養素が集まります。

流入制御フェンスによって、栄養素を下層へ潜り込ませます。

ばっ気式循環装置で、泡を発生させ上昇流を起こし、水を循環させ、水の温度を下げたり、光の受け具合を制限したりします。