霧島火山について

霧島山は宮崎県と鹿児島県の県境に位置し、最高峰の韓国岳(標高1700m)、天孫降臨の神話で有名な高千穂峰(標高1574m)など大小20あまりの火山からなる火山群の総称で、歴史時
代以降活発な噴火活動を断続的に繰り返しており、気象庁は常時観測火山として継続的に監視観測を続けています。

霧島山は、南北約30km、東西約20kmの範囲に火山が分布しており、都城市、小林市、えびの市、高原町(以上、宮崎県)、霧島市、湧水町(以上、鹿児島県)の4市2町に広がっています。
北東側には宮崎市から宮崎自動車道が延び、鹿児島県内から北進する九州自動車道とえびの市で合流しており、南側には、鹿児島県霧島市から宮崎県高原町を経由して小林市に続く観光道路である
国道223号が走っています。さらに、霧島火山の東約50kmには宮崎空港、南西約20kmには鹿児島空港がそれぞれ位置しています。

霧島山周辺は、1934年(昭和9年)に日本最古の国立公園の一つである「霧島国立公園」に指定され、その後、指定地域の再編を経て、2012年(平成24年)3月からは「霧島錦江湾国
立公園」の一部となっています。その他、観光地となっているえびの高原や霧島神宮、温泉地が点在し、霧島連峰を構成する各山を結ぶ登山道も整備されていることから、四季を通じて観光客や登
山客が訪れます。


【担当課:工務第二課】

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