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鳥(とり)

翼があり、空を飛ぶことができる仲間です。河川では、水面や水辺、河川敷の草地や樹林などいろいろな場所でさまざまな種類の鳥類が暮らしています。
「渡り」をすることが特徴で、季節によって違う種類の鳥が見られます。一年中見られる種類を「留鳥(りゅうちょう)」、春~秋にやって来て繁殖する種類を「夏鳥(なつどり)」、秋~冬にやって来て越冬する種類を「冬鳥(ふゆどり)」、春と秋の一時期しか見られない種類を「旅鳥(たびどり)」と呼びます。
これまでの調査結果から、肝属川には約160種の鳥類が生息しています。

双眼鏡で探したり、鳴き声を聞いたりして調べたよ 山根くん
きもつきがわを代表する鳥を、ほんの少しだけご紹介!
下記のまるい写真をクリック(タップ)してね。

アオサギ

Ardea cinerea / コウノトリ目サギ科

アオサギ
  • アオサギ

特 徴

翼を広げると約150~170cmにもなる大型の鳥類です。干潟、河川、田んぼ、湖沼といった湿地をエサ場としており、主食の魚のほかに昆虫やカエルなども食べます。川の近くの樹上に集団で巣をつくり繁殖します。

大きさ体長約95cm
分布北海道〜沖縄
見られる時期1年中

カワセミ

Alcedo atthis / ブッポウソウ目カワセミ科

カワセミ
  • カワセミ

特 徴

スズメより一回り大きい、コバルトブルーの色彩がきれいな鳥です。山地から平地にかけての川、池、湖などの水辺に生息し、水中にダイビングして小魚をとります。オスがメスに小魚をプレゼントする求愛行動(求愛給餌(きゅうあいきゅうじ))によって、つがいになります。

大きさ体長約17cm
分布北海道〜沖縄
見られる時期1年中

ホオジロ

Emberiza cioides / スズメ目ホオジロ科

ホオジロ
  • ホオジロ

特 徴

河川敷の草地などに生息し、4~7月の繁殖期には昆虫類、秋から冬には植物の種子を食べる雑食性の鳥です。「チッチー、ピーツツ、チチ、ピーツツ」などと美声でさえずり、この鳴き声の“聞きなし(鳥のさえずりを人間の言葉に置き換える遊び)”として「一筆啓上仕候(いっぴつけいじょうつかまつりそうろう)」や「源平つつじ白つつじ」などが知られています。

大きさ体長約17cm
分布北海道〜九州
見られる時期1年中

カルガモ

Anas poecilorhyncha / カモ目カモ科

カルガモ
  • カルガモ

特 徴

日中は湖沼や河川などで休息し、夕暮れの時間になると水田などに飛来して植物の種子を食べます。雑食性で、草の実や葉、水草のほかに、水生昆虫や貝などもエサとします。飛び立つときなどに、「グェッ、グェッ」と鳴く習性があります。

大きさ体長約60cm
分布北海道〜沖縄
見られる時期1年中

ミサゴ

Pandion haliaetus / タカ目ミサゴ科

準絶滅危惧
ミサゴ
  • ミサゴ

特 徴

猛禽類(もうきんるい)のタカの仲間で、翼を広げると150~180cmになります。海岸、河口部、湖沼などに生息し、水辺の岩場や樹上に、木の枝で巣をつくります。ほぼ完全な魚食性で、魚を見つけると空中でホバリング飛行した後に、水中に飛び込んでするどいツメでつかまえます。

大きさ体長55~64cm
分布北海道〜沖縄
見られる時期1年中