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爬虫類(はちゅうるい)

ヘビ、トカゲ、カメなど、体の表面がウロコで覆われ、殻に包まれた卵を産む仲間が爬虫類です。ヘビやトカゲ類は河川敷やまわりの耕作地で見られ、カメ類は川の中や川岸で見られます。寒い冬には、ほとんどの種類が冬眠します。
これまでの調査結果から、肝属川には約10種の爬虫類が生息しています。

カニかごやタモ網、ワナを使って調べたよ 山根くん
きもつきがわを代表する爬虫類を、ほんの少しだけご紹介!
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アオダイショウ

Elaphe climacophora / 有鱗目ナミヘビ科

アオダイショウ
  • アオダイショウ

特 徴

国内産のヘビとしては最も大きくなる種類です。体色は青みがあり、背中には不鮮明な4本の縦じまがはしります。食べ物は主にネズミ類や小鳥で、木に登ることがうまく、木造住宅に住み着くこともあります。都市や沿岸の平野部などに多く見られ、シナントロープ(人間の住居に接して暮らすことで利益を受けている動物)であるといわれます。

大きさ体長100~200cm
分布北海道〜九州

シマヘビ

Elaphe quadrivirgata / 有鱗目ナミヘビ科

シマヘビ
  • シマヘビ
  • シマヘビ

特 徴

くびから4本の黒褐色の縦じまが入ります。トカゲやカエルを中心に様々な小動物を食べます。開けた陽のあたる環境を好み、山道、草原、田んぼ、畑、民家など様々な場所で見られます。性格は荒く、興奮すると激しく尻尾を振りますが、毒はありません。体色の色彩変異が多く、黒化型は「カラスヘビ」と呼ばれます。

大きさ体長80~200cm
分布北海道〜九州

ニホンカナヘビ

Takydromus tachydromoides / 有鱗目カナヘビ科

ニホンカナヘビ
  • ニホンカナヘビ

特 徴

尾の長い褐色のトカゲで、日本全国に広く分布しています。やぶや草地、庭などに生息し、落ち葉や草むらをかくれ場にして、主に生きた昆虫・クモ類を食べます。ヘビのように細長いすがたが可愛いので、愛蛇(かなへび)と呼ばれるようになったと言われています。

大きさ体長16~27cm
分布北海道〜九州