アオモンイトトンボ
Ischnura senegalensis / トンボ目イトトンボ科
特 徴
肝属川では最も多いイトトンボで、流れのゆるやかな水辺の草の上で とまっている様子がよく見られます。
オスは、胸部の側面が淡い緑色、腹端が水色をしています。
体長 | 30~35mm |
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分布 | 本州~沖縄 |
見られる時期 | 4~11月 |
ベニシジミ
Lycaena phlaeas daimio / チョウ目シジミチョウ科
特 徴
名前のとおり、赤褐色のシジミチョウです。
明るい草地を好み、肝属川の土手などの河川でよく見られる蝶の一つです。
幼虫は、スイバやギシギシなどのタデ科植物を食べます。
前翅長 | 16mm |
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分布 | 北海道~屋久島 |
見られる時期 | 3~12月 |
クマゼミ
Cryptotympana facialis / カメムシ目セミ科
特 徴
黒っぽいがっちりした体に、透明のハネをもつ日本で2番目に大きなセミです。
(日本最大のセミは、沖縄県石垣島と西表島で見られるヤエヤマクマゼミ)
おもに日の出から正午までの午前中に『シャア、シャア、シャア』と大きな声で鳴きます。
センダンやキンモクセイ、サクラなどについて、樹液を吸います。
大きさ | 60~65mm |
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分布 | 本州~沖縄 |
見られる時期 | 7月中旬~9月上旬 |
ゲンジボタル
Luciola cruciata / コウチュウ目ホタル科
特 徴
里山や平地の清流に生息し、卵からかえった幼虫は水中でカワニナを食べ、次の年にサナギになります。
発光するホタルの代表的な種類で、5月中旬から下旬頃に、川の流れの周りでポワ~ポワ~とゆっくり光りながら飛び交いますが、卵を産んで2週間ほどで死んでしまいます。
赤い胸部の中央に黒い縦筋があり、縦筋の真ん中が丸くふくらみます。
全長 | 15mm |
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分布 | 本州~九州 |
見られる時期 | 4~6月 |