若手職員座談会(その2:仕事内容・職場の雰囲気)

入省して1年目の川下さん(熊本河川国道事務所)と吉田さん(鶴田ダム管理所)に仕事内容や職場の雰囲気について聞いてみました。

※本座談会は平成31年度(令和元年度)に実施したものです。

秀島_川下_吉田

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秀島

4月から働くにあたって、新しい職場はどうだった?
川下さんは、職場の上司は怖くなかった?

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川下

個性がある方々でした(笑)

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秀島

何か含みがある言い方だね(笑)
でも、いろいろ相談しやすかったんじゃない?

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川下

それはその通りで本当に助かりました!
話しやすくて、わからないことは丁寧に教えてくれました。

共同溝内 

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秀島

そうだね。
入ったばかりだとわかることがほとんど無いもんね。

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川下

吉田さんはどうでした?
初勤務がダムで大変だったんじゃないですか?

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吉田

職場は風通しが良く上司の方も優しい方でした。
大変な面もありましたが、分からないことは相談しやすかったです。

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秀島

特にどんなことが大変だった?

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吉田

ダム管理の中で多重無線を扱うので、
「第一級陸上特殊無線技士」の資格を取得させてもらいました。
一週間の養成課程を受けて最終日に試験でしたね。

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川下

難しかった?

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吉田

法規は初めてのことばかりでしたけど、無線工学は大学で習ったことが
結構出題されたのでそこまで難しくはなかったですね。

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秀島

電気・電子・情報の職種は専門の知識が生かせるのが良いよね!

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川下

鶴田ダム管理所と言えば秀島さんも以前勤務されていたと思いますが、
関わった設備で印象に残っている設備はありますか?

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秀島

鶴田ダムの再開発事業に携わった中で「ダムコン」が印象的だった。
特に、そのダムコンで新しい放流ゲートが動かしている様子かな。

ダムコン

鶴田ダム再開発事業の概要 – 川内川河川事務所 国土交通省 九州地方整備局
http://www.qsr.mlit.go.jp/sendai/works/dam-comp/jigyou-gaiyou/ 

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吉田

私も鶴田ダムの放流ゲートが動いている様子は初めて見たとき衝撃的でしたね。

再開発中の放流 

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川下

この仕事について、「ダムコン」って初めて聞きましたよ。
なかなか聞かないものですよね。

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吉田

ダムコンとは「ダムコントロールシステム」の略称で、
主に放流設備の制御を行うものです。

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川下

そのダムコンの整備で特に大変だったことはなんですか?

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秀島

誤操作が起こらないようにすることかな。
鶴田ダムは「洪水調節」という役割があり、下流の命や財産を守っているんだよ。

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川下

洪水調節ってどういう役割ですか?

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吉田

ダムに流れ込んでくる水量の一部をダムにためて下流に
安全な水量を流すようにゲートを操作することです。

洪水調節_説明 

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川下

その操作で洪水被害を軽減してるんですね。

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吉田

私も、漠然とダムは下流の安全確保をしているという認識を持っていましたが、
放流を初めて経験してから変わりました。
とても重要な仕事で地域のため貢献できていると強く感じるようになりました。

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秀島

最後に就活している方々にアドバイスをお願いします。

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川下

九州地方整備局は取り扱っている設備の数や種類が多いことが特徴だと思います。
幅広い分野に興味を持てる人に、ぴったりだと思います。

電気室 

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吉田

仕事は初めてのことばかりで、分からないことが多かったんですが、
上司の方や前任の方々に分からないことを聞きやすい環境で安心し
て仕事ができるなと感じてます。
また、入省してからでも仕事上必要な資格は取らせてもらえるので
心配はありません。

教えてもらっている様子