第1回大野川流域委員会の議事要旨
【1】開催日時
平成12年1月20日 13:00〜15:30
【2】開催場所
ホテルキャッスル(2F)ローザンヌの間
【3】出席者
委員
阿部征史委員、川野田實夫委員、工藤哲弘委員、幸野敏治委員、佐藤眞一委員、佐藤誠治委員、島田晋委員、豊田寛三委員、中野昭委員、狹間久委員、益田信之委員、吉田寛委員、吉田正雄委員
事務局
直江河川部長、徳元河川計画課長、上田事務所長 ほか
【4】議事概要
- 大野川流域委員会規約について
- 委員長の選出
- 情報公開のあり方(規約第5条)について
- 大野川水系河川整備基本方針の説明
- 大野川水系河川整備計画(直轄管理区間)(原案)の説明
- 今後の進め方についての説明
- 質疑応答
【5】決定事項
- 委員会規約が承認された。
- 委員長は、委員からの互選により中野昭委員が選出された。
- 委員会は原則公開とする(マスコミ、一般住民を問わず)。
公開条件
- 内容によっては非公開とする(プライバシーに係わるもの等の情報公開にそぐわない議題が想定される場合)。
- マスコミ報道は、発言者を特定しない。
- 一般住民の方については、希望が多数ある場合は抽選とする(10名程度)。
- 議事進行の妨害等を行った人には退席を求める。
- 撮影(テレビ、スチールカメラ等)は頭取りのみとする。
- 委員会資料はマスコミ等に配布する。
- 後日、議事要旨と資料はホームページ等で公開する。
- 委員と事務局以外の発言は認めない。
- 沿川住民からの意見聴取は、流域委員会と同時並行型で行う。
【6】主な意見の概要
- 水系一貫の河川整備を行うべきです。特に生き物は下流域,中流域,源流域を通した考え方で環境をとらえることが必要です。
- 犬飼の犬江釜峡(大分県管理)から大南大橋(建設省管理)あたりまでは同一の川相を呈しているので、大分県と調整を図って同じような考え方で整備をするべきでしょう。
- 洪水を押さえ込むような河川整備ではなく、洪水も多少起こることを考えに入れた整備計画は考えられないでしょうか。
- 冬場の用水路は非常に汚れますが、非かんがい期にも少しでも用水を流せば解消できると思います。
- 川を見るときには、ハードな川の計画ばかりでなく、川の歴史等も整備計画に加えると良いでしょう。
- 樹林帯の計画にあたっては、樹林の樹林構成を考え、将来緑の拠点になるような構想が良いと思います。
- 整備計画は、大野川独自のものを作るべきでしょう。
- 住民からの意見聴取は、改修の目的として治水・利水に環境が加わったことから一つの文化としてとらえ、沿川住民ばかりでなくて幅広い意見を聞くべきだと思います。
- 住民の意見が集約できるような、また事務局へ十分に伝わっていくようなシステム作りをする必要があります。
- 住民意見に対してのフォローアップを行うことが必要です。
※なお、委員会は継続中であるため、今回は建設省の回答は載せておりません。
【7】その他
次回の大野川流域委員会は平成12年2月23日に現地調査を行うこととしました。