江川ダム

施設名 江川ダム 管理者 水資源開発公団
型式 重力式コンクリートダム 総貯水容量(千m3) 25,300
堤高(m) 79.2 有効貯水容量(千m3) 24,000
堤頂長(m) 297.9 治水容量(千m3) 0
堤体積(千m3) 261 利水容量(千m3) 24,000
完成年度 昭和50年3月 最大出力(kw) なし

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小石原川は、福岡県中央部宝珠山系に源を発し、筑後川中流部に流入する右支川である。江川ダムは、この支川の上流部江川地点に建設されており、甘木市を中心とする両筑平野にかんがい用水を補給するとともに、福岡市、甘木市に都市用水の供給を行なう。また、寺内ダムとの総合利用によって筑後川で都市用水を開発し、関連市町村へ供給するものである。そのダム規模は、堤高79mの重力式コンクリートダムで、有効貯水容量は24,000,000 m3である。

筑後平野の北側に位置する甘木市を中心とする2市3町の農地は約6,100haで、そのうち水田は約 4,300haである。ダム建設前は、その主な水源は、比較的流況に恵まれた佐田川・小石原川のほかは、水源力に乏しい小河川と群小の溜池、湧水等にゆだねられて、しばしば干ばつを被り稲作はきわめて不安定であった。  また、洪積台地上の畑地約1,770haのうち、約55%の 960haは、約1,400台の地下水揚水機により水田化されていたが、これらの揚水機群は、戦後無秩序に乱立されたため、相互干渉による用水枯渇を惹起するばかりでなく、多大な維持管理費に悩まされ、水利施設を持たないその他の畑地とともに生産性がきわめて低かった。

一方、福岡市における人口の集中度は高く上水道事情は深刻なものがあった。また、甘木市においても、不安定な地下水依存から脱皮し恒久的な上水道の設置が切望されていた。  これらの水需要にこたえるため、江川ダムが建設された。

下釜ダム松原ダム合所ダム夜明ダム大石堰山田堰

江川ダム寺内ダム恵利堰山神ダム筑後大堰


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