ダムの設備

放流用ゲート

大雨の時、厳木川の水の量を調節しながら放流するための設備があります。

ダムは雨が降っていないときや大雨のときなど、3種類の放流設備により放流する水の量を調節します。水の量が少ないときはバルブから放流し、水の量が多くなると、ふだんは閉じている3つのゲート(鉄のとびら)を開いて放流し、川の水の量を調節します。

説明のイラスト

選択取水設備

ダムに貯めた水の温度やにごりを調べて、
川にとって適した水を選んでダム下流へ流す設備があります。

洪水のときは濁った水がダムへ流れてくるため、できるだけ濁りの少ない水を選んで川へ流す働きと、川の生き物たちのことを考えて、できるだけ川の温度と同じ温度の水を選んで川へ流す働きがあります。

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放流警報設備

放流時の水位上昇に備えた情報管理

大雨によって洪水の危険性が高まってくる場合に、ゲート(水門)による放流を行う時は、放流に伴う水位の上昇等で被害が起きないように、いろいろな方法で 必要な情報を住民のみなさんにお知らせします。また、的確な判断による放流情報の提供ができるように機器類の整備を行っています。

警報は流域に11箇所。サイレンや表示板を使って、流域の人々に放流情報を伝えます

テレメーター観測設備

周辺流域の水文データを自動観測

ダムの管理には、流域の水文データを集めることが大事です。
厳木ダムでは、ダムの上流・下流に設置してある雨量・水位観測所のデータを自動収集し、流域雨量,水位・水質,下流河川状況等を管理することで、洪水による災害防止等に努めています。

雨量観測所と水位観測所の写真

サイレン・スピーカー警報範囲及びテレメータ観測所配置図

配置図

※ダム放流警報に関する看板等についてはこちら

 

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