厳木ダムでは、水力発電に利用するための貯水容量を確保しています。
発電する時には、厳木ダムより高い位置にある天山ダムに貯めている水をエネルギーに変え、水の力を利用して電気を作ります。
2つのダムで水のやりとりをする厳木ダムの発電方法は、全国でもめずらしい「揚水式発電」といいます。
天山ダムから厳木ダムに水を流し、水のちからで電気をつくります。
また、あまり電気を使わない夜になると、天山ダムへ水をくみ上げます。
1.開閉所 22万ボルトの送電線と発電所をつないでいます。ここから発電した電気を工場や家庭に送っています。 |
2.開閉所 地下約500mにある発電電動機は、12階建てビルほどの大きさ。2台の発電機で60万kWの電気を6時間は発電することができます。 |
3.開閉所 天山川上流に設けられた高さ69m、長さ380mのロックフィルダムです。厳木ダムと延長約3,500mの水路で結ばれています。(※管理は九州電力) |
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