魚類

オイカワ

全長約15センチメートル。流れの速い所を好む。オスは産卵期が近づくと、きれいな色(婚姻色)になる。川内川で一番よく見られる魚。

見られる時期 年中
主に見られる場所 中流域、下流域

カワムツ

全長約15センチメートル。流れの緩やかな所を好む。体の横に黒っぽい線があり、オスは婚姻色が出ると、お腹がオレンジ色になる。

見られる時期 年中
主に見られる場所 中流域、下流域

アユ

全長約20センチメートル。大きくなるにつれて川を移動して生活する。9月~12月にアユ捕りの簗(やな)が宮之城町~東郷町で見られる。

見られる時期 春、秋
主に見られる場所 中流域、下流域

コイ

全長約40センチメートル。川魚の代表種。流れの緩やかな所を好む。放流も盛んに行われている。2本の口ひげがある。

見られる時期 年中
主に見られる場所 中流域、下流域

ギンブナ

全長約25センチメートル。流れが緩やかな所、池などに多く見られる。オスの数は少ない。雑食性の魚。

見られる時期 年中
主に見られる場所 中流域

ウグイ

全長約40センチメートル。上流から河口まで広く分布している。淵を好む。銀白色のきれいな色をしているコイの仲間。

見られる時期 年中
主に見られる場所 中流域、下流域

タカハヤ

全長約10センチメートル。きれいな冷たい水を好む。体はぬるぬるしており金色に光る。

見られる時期 年中
主に見られる場所 上流域、中流域

アリアケギバチ

全長約25センチメートル。昼は流れが緩やかな石の下にかくれていて、夜活動する。数が少ない。環境省で「準絶滅危惧種」に指定されている。

見られる時期 年中
主に見られる場所 中流域

ナマズ

全長約50センチメートル。4本の口ひげがありヌルヌルしている。夜行性で昔から日本にいる川魚の中では最大の肉食魚。

見られる時期 年中
主に見られる場所 中流域、下流域

ウナギ

全長約60センチメートル。黒っぽくて長い体が特徴。夜行性で、昼は穴の中などで休んでいる。

見られる時期 年中
主に見られる場所 中流域、下流域

キチヌ

全長50センチメートルほどに成長する。川内川の河口近くから海にかけて分布。黒鯛に似ている。

見られる時期 年中
主に見られる場所 下流域

ドジョウ

全長約10センチメートル。小川や田んぼなど底が泥の所で生活する。体の模様は保護色になっている。

見られる時期 年中
主に見られる場所 中流域

ゴクラクハゼ

全長約10センチメートル。ハゼの仲間。川の水と海水のまざるあたりに生活する。底が砂の所を好む。

見られる時期 年中
主に見られる場所 下流域

トビハゼ

全長約10センチメートル。干潮のとき河口の干潟などで見られる。人が近づくとぴょんぴょん跳んで逃げる。

見られる時期 年中
主に見られる場所 下流域

メダカ

全長約3センチメートル。川の流れの緩やかな所や田んぼの用水路などに生活し水面近くを泳ぐ。プランクトンや小さな虫などを食べる。環境省が「準絶滅危惧種」に指定。

見られる時期 年中
主に見られる場所 中流域、下流域

ブルーギル

全長約15センチメートル。池やダムで見かける。雑食性の外来魚で、ブラックバス同様、他の生き物に悪い影響を与えている。放流禁止。

見られる時期 年中
主に見られる場所 中流域

ヨシノボリの仲間

全長約7センチメートル。ヨシノボリの仲間は、どれもよく似ていて見分けにくい。腹びれに吸盤があり、川底の石などにくっついて生活する。

見られる時期 年中
主に見られる場所 全流域

カマツカ

全長約15センチメートル。全体的に黄色っぽく、黒のはんてんがある。口が下向きについているのが特徴。

見られる時期 年中
主に見られる場所 中流域、下流域

ドンコ

全長約15センチメートル。流れの緩やかな所を好む。水草の下や、石の下などに隠れている。川底で生活するハゼの仲間。

見られる時期 年中
主に見られる場所 上流域、中流域

オオクチバス

全長約30センチメートル。釣りの目的で持ち込まれた外来種。エサを沢山食べるので、従来の生き物たちに悪い影響を与えている。放流禁止。

見られる時期 年中
主に見られる場所 中流域

メダカの一生

めだかの一生は産卵(4~9月)、稚魚(5~10月)、成魚(寿命1年半)と過ぎていきます。

  • 成魚・・・昼に活動し、夜は水底や水草の中で過ごす。
  • 稚魚・・・卵は10日程で孵化し夏から秋にかけて大きくなる。
  • 産卵・・・受精した後、メスはお腹に卵をつけたまま泳ぎ、しばらくして水草に産みつける。 1日に10~20個産卵し、年に1000個以上生む。