底生動物

ヘビトンボ(幼虫)

全長約5センチメートル。清流の早瀬で生活する。アゴのハサミで挟まれるとかなり痛い。きれいな水の指標生物。

見られる時期 年中
主に見られる場所 上流域

カワゲラの仲間(幼虫)

全長約3センチメートル。川底の石や落ち葉のたまった所などで生活する。きれいな水の指標生物。

見られる時期 年中
主に見られる場所 上流域、中流域

コオニヤンマ(幼虫)

全長約2センチメートル。よどみや水草の下などにいる。少しきたない水の指標生物。体と触角がうちわ形。

見られる時期 年中
主に見られる場所 中流域

ゲンジボタル(幼虫)

全長約1センチメートル。カワニナを食べて成長する。少しきたない水の指標生物。

見られる時期 年中
主に見られる場所 中流域

ギカワニナ

貝殻の高さ約3センチメートル。川や用水路などで生活し、少しきたない水の指標生物。ゲンジボタルの幼虫のエサ。

見られる時期 年中
主に見られる場所 全流域

サワガニ

甲羅の幅約2センチメートル。水のきれいな沢で生活する。きれいな水の指標生物。

見られる時期 年中
主に見られる場所 上流域、中流域

ナミウズムシ

全長約1センチメートル。きれいな水の指標生物。体を切ってもすぐ元通りになることで有名。

見られる時期 年中
主に見られる場所 上流域

ヒラタカゲロウの仲間(幼虫)

全長約2センチメートル。流れの速い所を好み、体は平たく、尾は2本。石につく藻を食べる。きれいな水の指標生物。

見られる時期 年中
主に見られる場所 上流域、中流域

ヒゲナガカワトビケラ(幼虫)

全長約4センチメートル。頭部は茶褐色で固い。川底の石で巣を作り、流れてくるエサを集めて食べる。

見られる時期 年中
主に見られる場所 上流域

ブユの仲間(幼虫)

全長約5ミリメートル。川底の石に吸盤でくっついて生活する。きれいな水の指標生物。

見られる時期 年中
主に見られる場所 上流域、中流域

ニッポンヨコエビ

全長約1センチメートル。水のきれいなところの石の下や落ち葉の間で、平たい体を横にして生活する。

見られる時期 年中
主に見られる場所 上流域

マシジミ

貝殻の長さ約2センチメートル。川底に砂がある所で生活する。汽水域には、よく似たヤマトシジミがいる。

見られる時期 年中
主に見られる場所 中流域

アメリカザリガニ

全長約10センチメートル。全体的に赤色で大きなハサミがある。にごった所に多く、大変きたない水の指標生物。

見られる時期 年中
主に見られる場所 中流域、下流域

モクズガニ

甲羅の幅約5センチメートル。秋に繁殖のため川を下り、春に稚ガニが遡上する。ハサミにたくさん毛が生えている。

見られる時期 春、秋
主に見られる場所 中流域、下流域

ミナミヌマエビ

全長約3センチメートル。川や池など流れの緩やかな所で生活している。川底の石についた藻などを食べる。

見られる時期 年中
主に見られる場所 中流域

ヒラタドロムシ(幼虫)

全長約1センチメートル。川の石に張り付いていて生活する。体は平たくて丸型。少しきたない水の指標生物。

見られる時期 年中
主に見られる場所 中流域

コガタシマトビケラ(幼虫)

全長約1センチメートル。川の石の下に小さな網をはって流れてくるエサを集めて食べる。少しきたない水の指標生物。

見られる時期 年中
主に見られる場所 中流域

ヤマトテナガエビ

全長約8センチメートル。流れの速い所で生活する。大きなはさみでエサを捕まえる。別名ヒラテテナガエビ。

見られる時期 年中
主に見られる場所 中流域、下流域

アカテガニ

甲羅の幅約3センチメートル。手が赤いのでアカテガニと呼ばれる。海辺や河口で生活する。

見られる時期 年中
主に見られる場所 下流域

ハクセンシオマネキ

甲羅の幅約2センチメートル。河口近くの砂浜で生活する。オスのハサミは左右のどちらかが大きい。準絶滅危惧種。

見られる時期 年中
主に見られる場所 下流域

ゲンジボタルの一生

  • 成虫・・・5月下旬~6月上旬に見られる。成虫の間は何も食べない。
  • さなぎ・・・3月半ばに上陸し、土繭を作ってさなぎになる。
  • 幼虫・・・6月~3月の約9ヶ月間、水中でカワニナ類を食べて育つ。
  • 交尾・産卵・・・光って飛び回り結婚相手を探す。メスは水辺の苔などに産卵し、卵は約1ヶ月で孵化する。