陸上昆虫

ミヤマカワトンボ

全長約5センチメートル。水がきれいな所で生活する。羽は薄茶色で先端近くに濃いすじがある。

見られる時期 春、秋
主に見られる場所 上流域

ハグロトンボ

全長約6センチメートル。流れの緩やかな所で水面近くを飛ぶ。羽根が真っ黒なのでミヤマカワトンボと区別できる。

見られる時期
主に見られる場所 上流域、中流域

イシガケチョウ

全翅長(ぜんしちょう)約3センチメートル。幼虫は主にイヌビワの若葉を食べる。独特の模様があり羽根を広げて止まる。

見られる時期 春、秋
主に見られる場所 全流域

ベニシジミ

全翅長(ぜんしちょう)約1.5センチメートル。堤防や草むらなど明るい所で見られる。幼虫の食草はスイバやギシギシなど。

見られる時期 春、秋
主に見られる場所 全流域

ツマグロヒョウモン

全翅長(ぜんしちょう)約4センチメートル。幼虫の食草はスミレの仲間。前羽の先が黒っぽく全体にヒョウのような模様がある。

見られる時期 春、秋
主に見られる場所 中流域、下流域

ハッチョウトンボ

全長約2センチメートル。沼地、休耕田などに見られる。オスは赤色をしている。日本で最も小さいトンボ。

見られる時期 春、秋
主に見られる場所 上流域、中流域

ミヤマアカネ

全長約4センチメートル。湿地や田んぼなどで見かける。羽の先端に茶色の模様があるのが特徴。

見られる時期
主に見られる場所 中流域

シオカラトンボ

全長約5センチメートル。普通に見られるトンボ。オスは腹部が白く粉をふいたようになる。

見られる時期 春、秋
主に見られる場所 全流域

タテハモドキ

全翅長(ぜんしちょう)約3センチメートル。目玉模様で敵から身を守る。成虫で冬越しする。

見られる時期 年中
主に見られる場所 中流域、下流域

アオスジアゲハ

全翅長(ぜんしちょう)約4センチメートル。堤防や林などで見られる。幼虫の食草はクスノキの仲間。縦の青いラインが特徴。

見られる時期 春、秋
主に見られる場所 全流域

モンキアゲハ

全翅長(ぜんしちょう)約6センチメートル。後羽の白い紋が特徴の大きなアゲハ。幼虫の食草はミカンやカラスザンショウなど。

見られる時期 春、秋
主に見られる場所 全流域

ゲンジボタル

全長約1.5センチメートル。成虫は5~6月頃に水辺で発光し、寿命は約1週間。メスのほうが大きくなる。

見られる時期
主に見られる場所 中流域

トノサマバッタ

全長約5センチメートル。川原や空き地の草むらなどに見られる。後ろ足でジャンプするのが得意。

見られる時期
主に見られる場所 中流域、下流域

キリギリス

全長約3センチメートル。緑色の体でお腹が太い。日当たりのよい堤防の草むらなどで生活する。

見られる時期
主に見られる場所 中流域、下流域

エンマコオロギ

全長約2センチメートル。草むらや枯草の下などで生活する。目の上にまゆ毛状の白い模様がある。

見られる時期
主に見られる場所 全流域

コガタノゲンゴロウ

全長約3センチメートル。流れの緩やかな所で生活する。環境省の「絶滅危惧Ⅰ類」に指定されている。

見られる時期 年中
主に見られる場所 上流域、中流域

ハンミョウ

全長約2センチメートル。空き地や砂地などで道案内をするように飛ぶ。背中の金属色がきれいな甲虫。

見られる時期 春、秋
主に見られる場所 全流域

コガネグモ

日当たりのよいところに網をはって飛んでくる虫を捕える。メスはオスより大きくなる。

見られる時期
主に見られる場所 全流域

ジョロウグモ

メスは体長約3センチメートル。オスは小さく約1センチメートル。民家や堤防などで見られる。糸が出る所が赤い。

見られる時期 年中
主に見られる場所 全流域

とんぼの一生

  • 成虫・・・飛びながら、飛んでいる虫を捕って食べる。 成熟したオスは縄張りを持ちパトロールをする。
  • 交尾・産卵・・・産卵は、植物の茎にするもの、水面を叩いてするもの、空中から卵を落とすもの等がある。
  • 幼虫(ヤゴ)・・・水生昆虫やオタマジャクシ、他のヤゴなどを食べる。トンボはサナギにならない。
  • 羽化・・・種類によるが10回程度の脱皮をして成長し最後に植物や木の枝などに登って羽化する。