第3章 衛星測位

●1科目

衛星測位について、次のうち間違っている説明はどれでしょう?

   ①衛星測位は、人工衛星を使って目的の場所や目標物の座標を特定できる技術

   ②衛星測位は、人工衛星を使っているので、人の手を一切使わず、測量が可能となる

   ③衛星測位は、寸分のズレなく測ることが難しいので、場合によっては他の測量方法も考慮した方が良い

 

●2科目

汎地球測位航法衛星システム(GNSS)の説明で正しいのは、次のうちどれでしょう?

   ①日本のQZS衛星(みちびき)だけを使用したシステム

   ②アメリカのGPS衛星だけを使用したシステム

   ③各国の衛星を使用したシステム

 

●3科目

地上測位と衛星測位の特徴について、間違っているのは次のうちどれでしょう?

   ①地上測量・衛星測位どちらも同程度の精度で計測することができる

   ②地上測量は天候の影響を受けやすいが、衛星測位は雷などの荒天を除く通常の天候の範囲であれば影響を受けにくい

   ③地上測量はトンネル内などでも計測可能だが、衛星測位は上空が見えない場所では計測できない

 

●4科目

「RTK-GNSS方式」と「ネットワーク型RTK-GNSS方式」の説明について、間違っているのはどれでしょう?

   ➀「RTK-GNSS方式」は、基準局を設置し、移動局へ補正データ情報を無線送信し、精度を高める手法

   ②「ネットワーク型RTK-GNSS方式」は、携帯電話の電波のみを用いて精度を高める手法

   ③どちらの方式も衛星測位の精度を高めるための手法

 

●5科目

衛星測位に適さない環境のうち、間違っているのは次のうちどれでしょう?

   ①橋梁の下など、衛星から信号が受信しにくい場所

   ②携帯電話の電波を受信する場所

   ③大きな構造物の近くなど、反射波を受信しやすい場所

 

●6科目

衛星測位で得た座標データを、ICT施工で活用するために一般的に必要なことは次のうちどれでしょう?

   ①平面直角座標系の該当エリアを設定して変換する

   ②球体から平面を割り出す計算を自分で行う

   ③得られた標高とジオイド面が同じ値であるかを確認する

 

●7科目

ローカライゼーションの説明として適当なものはどれでしょう?

   ①衛星測位で得られた座標データの、緯度・経度に高さを加えることをローカライゼーションと呼ぶ

   ②衛星測位で得られた座標データを補正した平面座標に対して、現地の座標に置き換えることをローカライゼーションと呼ぶ

   ③ローカライゼーション実施時は衛星測位の精度が安定している必要はない

 

●8科目

衛星測位を行ううえでの注意点として、間違っているのはどれでしょう?

   ①太陽フレアによって測位精度が低下する可能性があるので、注意しておく

   ②衛星の配置が偏ると、測位精度が低下する可能性があるので、DOP予測を参考にして注意をしておく

   ③DOP予測や太陽フレアによる衛星測位への影響は小さいため、注意する必要はない

 

●9科目

ICT施工における衛星測位の利用方法について。間違っているのは次のうちどれでしょう?

 

   ①3次元起工測量で、衛星測位を取り入れることで、一人で短時間での計測を行うことができるため、作業の省力化に繋がる

   ②ICT建設機械による施工で、衛星測位を取り入れることで、取り入れることで、

    データとの位置関係を明らかにしてICT建機施工を実現する

   ③3次元出来形管理などで、衛星測位を利用する場合は、計測の前後で観測精度を確認する必要がある。

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