清らかな川を取り戻すために

ゴミを捨てる住民は、ごく限られた者であると思われるが、これらの住民の心ない行動によって、公共の空間である河川敷にゴミが散乱し、そのゴミが放置された状態になっているのが大淀川流域の実態です。

これらの心ない住民に対して、大淀川の素晴らしさ・大切さ・楽しさを実感させる啓発活動を行って、河川浄化の大切さを認識してもらい、水環境の向上に関心を高めてもらうことは、河川環境の保全にとって非常に重要だと考えられます。

河川敷は、人間が種々に利用するだけでなく、いろいろな生物がこれを利用しているので、河川敷に散乱したゴミの生物へ与える影響を想像すると、ゴミが生物の生息域である河川敷に放置されている事態は、好ましくありません。また、河川は、子どもたちの自然体験の場、あるいは道徳心を育てる場として、非常に重要な役割を持っているという点においても、河川敷のゴミを取り除かくことが必要です。

各自治体においても、このことは十分に承知していて、下記に示すように、地域住民による河川敷のゴミの清掃活動が行われています。

1.宮崎市

2.小林市

3.都城市

4.高岡市

5.国富町

6.綾町

7.三股町

8.山之口町

9.高城町

10.山田町

11.高崎町

12.高原町

13.野尻町

14.須木村

15.末吉町

16.財部町

【担当課：河川管理課】