外国由来のものを含む漂流・漂着ゴミによる海岸保全施設機能の低下や生態系を含めた環境・景観の悪化、船舶の安全航行の確保や漁業への被害が近年問題視されています。河川敷等に捨てられたゴミが河川を経由して海域に流出することも、漂流・漂着ゴミ問題の一因となっていますので、各河川で次のような取り組みを推進しています。
1.河川巡視等による対応
河川管理者が日常的に巡視を行うことで、不法投棄の抑止や早期発見と対応を行うとともに、河川の維持管理の中で、流木やダム・堰などにたまったゴミなどの回収を行っています。
2.市民と連携した清掃活動
河川事務所と流域の市民とが連携して、河川敷等の清掃活動を実施し、ゴミの回収を進めています。
3.ポイ捨てや不法投棄の防止に向けた普及啓発
ポイ捨てや不法投棄が多い箇所で看板等を設置。また、ゴミ回収量、ゴミの写真、回収活動の状況を示したマップを作成し、配布・HPで公開することにより河川美化意識の普及啓発を図っています。
各河川のゴミマップ
各河川をクリックすると各水系のゴミマップへリンクしています。