「流域治水」の施策について

流域治水とは、気候変動の影響による水災害の激甚化・頻発化等を踏まえ、堤防の整備、ダムの建設・再生などの対策をより一層加速するとともに、集水域(雨水が河川に流入する地域)から氾濫域(河川等の氾濫により浸水が想定される地域)にわたる流域に関わるあらゆる関係者が協働して水災害対策を行う考え方です。

治水計画を「気候変動による降雨量の増加などを考慮したもの」に見直し、集水域と河川区域のみならず、氾濫域も含めて一つの流域として捉え、地域の特性に応じ、

 ①氾濫をできるだけ防ぐ、減らす対策
 ②被害対象を減少させるための対策
 ③被害の軽減、早期復旧・復興のための対策

をハード・ソフト一体で多層的に進めていきます。

紹介動画(4分)