流域の観光資源等

城原川の観光スポット

城原川上流の脊振山は佐賀県立自然公園に指定されており自然豊かな地域である。城原川ダムサイト付近には豊かな自然を体感できる高取山公園のほか、春は桜の名所、夏には川遊びを目的として利用できる、仁比山公園などのスポットがある。

また、中流の高水敷には遊歩道が整備され、下流では、堰の湛水を活かし、旧千代田町で古くから生活の必需品として使われていたハンギー(木製のタライ)に乗ってレースを行う「城原川ハンギーまつり」が毎年夏に開催されている。

高取山公園の写真

写真ー1 高取山公園

(出典:佐賀県観光HPより)

仁比山公園の写真

写真ー2 仁比山公園

(城原川13k000付近)

城原川遊歩道

写真ー3 城原川遊歩道

(城原川7k000付近)

城原川ハンギーまつり

写真ー4 城原川ハンギーまつり

(城原川3k000付近)

また、神埼市の平野部は、吉野ヶ里遺跡をはじめ、考古学的に重要な遺跡が各地で出土しており、そのほか室町時代の豪族の城跡(現在は横武クリーク公園として保存)や南北朝時代に築城された姉川城跡、直鳥城跡などの環濠集落跡が残っている。

城原川が佐賀江川へ合流する付近の佐賀市蓮池町は佐賀藩の支藩、蓮池藩の城下町であり、城跡は現在、蓮池公園として整備されており、桜やツツジ、ハナショウブの名所として知られている。

吉野ヶ里遺跡(吉野ヶ里歴史公園)の写真1

吉野ヶ里遺跡(吉野ヶ里歴史公園)の写真2

写真ー5 吉野ヶ里遺跡(吉野ヶ里歴史公園)
(出典:国営海の中道海浜公園事務所)

横竹クリーク公園の写真

写真ー6 横竹クリーク公園

直鳥城跡の写真

写真ー7 直鳥城跡

 

流域の特産品

神埼市は農業を基幹産業とし、仁比山地区で収穫した「水車米」や九州一の生産高を誇る「アスパラガス」などの生産地として知られている。また、伝統的産業としては、380年の伝統を誇る「神埼そうめん」があり、機械そうめんとして全国第3位の生産量を誇っている。かつては、麦製粉が城原川の水を利用した水車により盛んに行われ、明治時代には60基を超える水車群があった。現在は「水車の里」として水車群を復元し、この水車でお米をつき「水車米」として販売されている。

そのほか、神埼市の特産品の菱の実(和菱)と佐賀県産の米麹、脊振山系の伏流水を使った菱焼酎も有名である。

水車米の写真

写真ー8 水車米

仁比山地区で収穫した新米を水車小屋で、ゆっくりと精米した神埼ならではのおいしいお米。

アスパラガスの写真

写真ー9 アスパラガス

九州一の生産高を誇るアスパラガス

神埼そうめんの写真

写真ー10 神埼そうめん

380年の伝統ある神埼のそうめんづくりは、城原川の良質な水と佐賀平野の小麦、そして豊富な水量を活かした水車の利用で盛んになった。

全国そうめん産地として初の地域ブランド認定となる「地域団体商標」を取得している。

菱焼酎の写真

写真ー11 菱焼酎

菱独特の甘い香りと味わいが満喫でき、クセがなくどんな料理にもあうと大変好評

(出典:神埼市役所HPより)

 

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