鶴田ダムは、川内川の河口から51km付近に位置し、下流を洪水から守り、また、大鶴湖に貯まった水の力を利用して発電することを目的として、建設された多目的ダムで、昭和41年3月に竣工しました。
ダムの高さ117.5m、ダム湖に貯まる水の量1億2千3百万立方メートル毎秒の重力式コンクリートダムで、総事業費135億円を要しました。
1931( 昭和6 年) | 川内川下流部の直轄工事として河川改修工事に着手。 |
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1948( 昭和23 年) | 川内川上流部の直轄工事として河川改修工事に着手。 |
1950( 昭和25 年) | ダムによる洪水調節を計画、中流狭窄部のダム地点の予備調査に着手。以来、昭和33年度まで実施。 |
1959( 昭和34 年) | 鶴田ダム調査事務所を開設し、ダム実施計画調査着手。 |
1960( 昭和35 年4 月) | 鶴田ダム工事事務所発足。ダム建設に着手。 |
1961( 昭和36 年6 月) | ダム本体工事に着手。 |
1962( 昭和37 年11 月) | 定礎式。ダムコンクリート打設開始。 |
1964( 昭和39 年5 月) | ダム本体コンクリート100万m³打設。 |
1964( 昭和39 年11 月) | 試験湛水開始。 |
1966( 昭和41 年3 月) | ダム竣工。 |
1966( 昭和41 年4 月) | 鶴田ダム管理所を設置。ダム管理開始。 |
1973( 昭和48 年3 月) | 川内川水系工事実施基本計画改定。 (ダム地点流量3,100m³/秒→4,600m³/秒) (洪水調節容量42,000千m³→75,000千m³) |
2001( 平成13 年1 月) | 建設省九州地方建設局より国土交通省九州地方整備局に名義変更。 |
2002( 平成14 年1 月) | 新庁舎完成。 |
2006( 平成18 年7 月) | 鹿児島県北部豪雨災害が発生。 |
2006( 平成18 年10 月) | 7月の災害を受け、河川激甚災害対策特別緊急事業に採択。 (川内川河川事務所) |
2007( 平成19 年4 月) | 鶴田ダム再開発事業に着手。(川内川河川事務所) |
2018( 平成30 年10 月) | 鶴田ダム再開発事業完了。(川内川河川事務所) |
S34.10 下流から見た測量前のダム地点
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S37.11.1 岩盤掘削完了
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S37.11.3 コンクリート打設開始
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S38.6ダム内部監査通路 (15ブロック)
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S38.12発電所用の水圧鉄管設備
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S38上流から見た打設状況
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S39.11堤頂打設(24ブロック)
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S38.10.20下流から見た打設状況
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S41完成直後の鶴田ダム
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H25.5 堤体削孔の状況
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H25.12 ベルマウス据付状況
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H26.2修理用ゲートの据付状況
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H27.12鶴田ダム再開発事業工事の様子
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H30.10鶴田ダム再開発事業完了
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