現在・そしてこれから

砂防施設の整備促進

地域の意見を反映した火山砂防計画にもとづく砂防施設の整備促進

平成7年に入ると、雲仙・普賢岳の噴火活動はほぼ停止し、以降は落ち着いた状況となりました。火山砂防計画の基本構想が策定された当時と比べると、土石流の発生回数や流出土砂量は減少してきました。 しかし、赤松谷川の同じ谷で土石流が連続して発生するなど、火山噴火の影響は未だに残っています。

このような噴火活動や流域の変化に対応して、平成13年には、火山砂防計画の基本構想を見直し、安全の確保、緑の復元及び地域復興の支援を柱とする 火山砂防計画を策定しました。この計画見直しにあたっては、広報誌の配布やシンポジウムの開催など、地域住民への事前の周知と意見募集を行い、地域の意見を反映させました。 この計画にもとづき、現在、水無川上流域において、砂防えん堤等の整備を進めています。

雲仙・普賢岳火山砂防計画」の基本理念概念図

雲仙・普賢岳火山砂防計画」の基本理念概念図

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