現在・そしてこれから

砂防指定地の利活用

われん川の整備

1792年の寛政の噴火の際に出来た地割れから水が湧き出したのが「われん川」の始まりと言われ、近隣の住民が川にビールやスイカを入れて冷やしたり、野菜や洗濯物の洗い場として利用するなど、生活に溶け込んでいました。水無川導流堤の建設用地内となった“われん川”の保存を求める要望書が住民から提出され、住民主体で整備計画が作成されました。

この計画に基づき、整備の段階より地元住民が参加していただき、水路や池に土や石を敷き詰めたり、飛び石や中洲を造るなど自らの手によって“われん川”の整備を行いました。われん川の川づくりは、平成14年3月に完成し、地元住民によって除草などの維持管理がなされ、地域の憩いの場や子供達の学習の場として利用されています。

住民による川づくり(撮影 DEITZ)

住民による川づくり(撮影 DEITZ)

われん川の現在の利用状況

われん川の現在の利用状況


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