1.意見集約結果

平成18年2月14日に国土交通大臣により「大分川水系河川整備基本方針」が策定され、これを受けて九州地方整備局では「大分川水系河川整備計画」(以下「本計画」という)を策定することとしています。
策定にあたって、平成18年4月7日に「大分川水系河川整備計画(原案)」を発表し、学識経験者の意見を聴くため、平成18年5月19日に大分川学識者懇談会を開催しました。
一方、流域住民の意見を反映するために、7箇所において大分川水系河川整備計画(原案)に対する意見交換会及び、大分川水系河川整備計画(原案)公聴会を開催しました。さらに、郵便・インターネットによる意見募集など、様々な機会を通じて流域住民の皆さまから数多くのご意見を頂きました。誠に有り難うございました。
ご意見の聴取結果は表-1のとおりです。また、一人のご意見の中に異なる複数のご意見がある場合もあり、82件※1のご意見を頂きました。

ここで頂いたご意見を、1.治水、2.利水、3.自然環境、4.空間利用、5.管理、6.その他、の6項目に大きく分類した結果、

1.治水に関するご意見が20件 2.利水に関するご意見が3件 3.自然環境に関するご意見が13件
4.空間利用に関するご意見が18件 5.管理に関するご意見が7件 6.その他のご意見が21件

でした。

次章以降に、皆さまから頂いたご意見について、その対応をご説明します。
なお、同趣旨と思われるご意見を集約しますと、46件※2になりました。

頂いたご意見の内容を拝読いたしますと、平成18年4月7日に発表しました大分川水系河川整備計画(原案)において、既に記載していたものが22件※2ありました。

また、頂いた意見の内11件※2につきましては、新たに大分川水系河川整備計画案(以下「計画案」という)に盛り込むこととしました。一方で、計画案に盛り込まなかった意見は13件※2ありました。

※1意見交換会等での総意見数
※2総意見数から同趣旨の意見を集約した意見数

表-1 意見聴取結果
  手段 実施日 聴取結果
学識経験者の意見 大分川学識者懇談会 H18.5.19
  • 懇談会開催数1回
  • 懇談会委員数8名
住民意見 大分川水系河川整備計画(原案)に対する意見交換会
  1. H18.4.18
  2. H18.4.19
  3. H18.4.20
  4. H18.4.24
  5. H18.4.25
  6. H18.4.26
  7. H18.4.27
  • 大分川水系大臣管理区間を対象に7会場で開催
  • 参加者76名
公聴会 H18.5.21
  • 公聴会開催数1回
  • 公述人 6名
郵便、FAX、インターネット、意見聴取箱(8箇所) H18.4.12~H18.5.19
H18.4.12~H18.5.2
  • 郵便 11件
  • FAX 0件
  • 電話 0件
  • メール 0件
  • 意見聴取鵜箱 1件
2. 河川整備計画(案)に盛り込まれている意見等(集約)
3. 新たに河川整備計画(案)に盛り込んだ意見(集約)
4. 河川整備計画(案)に盛り込まない意見(集約)

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