嘉瀬川はどんな川?

嘉瀬川の概要

県都を流れる一級河川「嘉瀬川」

嘉瀬川は、その源を佐賀県佐賀市三瀬村の脊振山系に発し、神水川、天河川、名尾川等の支川を合わせながら山間部を南流し、途中多布施川を分派し、さらに下流で祇園川を合わせて佐賀平野を貫流し、有明海に注ぐ一級河川です。

嘉瀬川の流域は、佐賀県中央部に位置し、佐賀市をはじめ3市からなり、流域人口は約13万人を数え、その大部分が中・下流部に集中しています。


上流部


中流部


下流部


河口部

嘉瀬川の河川特性

嘉瀬川流域の気候は、内陸型気候にあり、流域内の年間平均降水量は、約2,200mm※1(全国の平均降水量約1,700mm※2の約1.3倍)と多く、降水量の大部分は6月から7月にかけての梅雨期に集中し、台風の発生時期と合わせた6月から9月の4ケ月間の降水量は年間降水量の約6割を占めます。なかでも山地部は多雨地帯となっており、平野部の約1.6倍の降水量となっています。


平成2年7月洪水(佐賀市)

※1:平成7年~平成16年の10年間の平均値
※2:「理科年表」記載の全国主要観測所の昭和36年~平成2年の30年間の平均値

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